rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

30ハーブの学名・その2

2009-12-31 16:00:26 | JAMHA試験対策
グループ3:産地をあらわすもの

Makva sylvestris(ウスベニアオイ/マロー)のMalvaはゼニアオイ属を表し、sylvestrisはギリシャ語のsylva(森)と~ensis(~産)が合わさったもの。つまり《森で採れた》という意味。ちなみにスイート・オレンジの種小名のsinensisはsina(中国)産という意味。

Equisetum arvense(ホーステール/スギナ)の属名はequis(馬)とseta(刷毛)が合わさったラテン語。arvenseはハッカのarvensisと同じ耕地で取れたという意味。

Ilex paraguariensis(マテ)のIlexはモチノキ科の総称、paraguariensisはパラグアイ産のという意味。

Rubus Idaeus(ラズベリーリーフ)のRubusは赤いという意味、Idaeusはクレタ島のイダム山を表す。 

Tilia europaea(リンデン)のTiliaはシナノキ科の総称、europaeaは読んで字のごとくヨーロッパ産のという意味。



グループ4:植物の形状を表すもの

Matricaria recutia(ジャーマンカモミール)のMatricariaは子宮を表し、recutiaは《下に返る》という意味。

Oenothera biensis(イブニングプリムローズ)の属名はぶどう酒を表し、biensisは《二年生の》という意味。

Hypericum perfotatum(セントジョーンズワート)のHypericumはhyper(多過の)+ereike(荒地)、perforatumはperfoto(貫く)という言葉からの派生。

Urtiaa dioica(ネトル)の属名は《焼く》という意味のuroから、dioicaはギリシャ語でdio(二つの)とoikos(家)の合成語。ラテン語では《雌雄別株》という意味になる。

Serenoa repense(ソウパルメット)の属名はアメリカの植物学者Serenoa Watsonの名前をそのまま用いてもの、repenseは《這う》という意味。

Cimicifuga racemosa(ブラックコホッシュ)の属名はcimer(南京虫)がfugio(逃げる)という意味。racemosaは《総の多い》という意味。

Crataegus oxyacantha(ホーソンベリー)の属名は棘とか針を表す。oxyacanthaはoxys(鋭い)とakanta(針、棘)からきた言葉。

Ginkgo biloba(ギンコー/イチョウ)の属名はイチョウそのものを表し、bilobaはbi(二つの)とlobus(葉)が合わさったもの。

Vaccinicum macrocarpon(クランベリー)の属名は雄牛を表すvaccaが派生したことばで、コケモモ属の総称。macrocarponは大きいを意味するmakrosと果実を意味するkarposが合わさったもの。

Cynara scolymun(アーティチョーク)の属名は犬を表し、scolymunは《棘のある》という意味。



グループ5:上のいずれにも分類できないもの

Nentha piperita(ペパーミント)の種小名は前述の通り《胡椒》を意味する。

Rosa canina(ローズヒップ)の種小名は《犬》をあらわす。ローズヒップがドッグローズと呼ばれているので納得ですね。

Carduus marianus(ミルクシスル)の属名はやはり挑戦アザミ属を示し、種小名は《マリア様の》という意味。ミルクシスルの別名がマリアアザミなのでリンクできますね。

最後にフラックスシードの Limum usitatissimumの意味だけはわかりませんでした。また調べてみてわかり次第アップします。

学名の赤字で書かれたいるのはギリシャ語由来、青地で書かれているのはラテン語由来、それ以外のものは緑で表記してあります。







↑ポチっとよろしく↑お願いします☆

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 土手鍋 | トップ | 恭賀新年 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

JAMHA試験対策」カテゴリの最新記事