rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

鎮静と興奮

2009-09-21 00:41:40 | アロマな日記
 鳥居先生はCNVという特殊な脳波を使った香の脳への影響などを研究されていることで有名です。このことはAEAJインストラクター試験の歴史にも出てますので要チェック!



 それで精油の香による心理作用を研究したところ、

まず、強い鎮静を示したものは・・・

サンダルウッド、 ベルガモット

鎮静を示したものは・・・

ローマンカモミール、 ラベンダー

この辺は至極納得できますね。ところが・・・




興奮を示したもの

ローズ、 イランイラン、 クローブ

強い興奮を示したもの

バジル、 ペパーミント、 ジャスミン


う~ん。バジル、ペパーミント、クローブは興奮作用ってわかるのですが、フローラル系のものって興奮というよりむしろ鎮静なのでは・・・と思ったのです。ただ、ラヴェンダーやカモミールと違ってローズ、イランイラン、ジャスミンってどれも催淫作用のある精油ですよね。どうもこの辺りを興奮と表現しているみたいです。

 そもそも花の香というのは子孫繁栄のために虫や鳥を誘き寄せるためのもの。それ故強い刺激的な香りを放っているんだそうです。個人的にはジャスミンなんかは気分が高まるのでわかるような気もしますが、ローズやイランイランは興奮というよりリラックスする香りなので不思議な気がしました。ただ、言われてみればどれも気持ちを明るく前向きにしてくれる香ですね。

 それで、鳥居理論によると花は興奮というか気持ちを高揚させてくれる。それに対して、柑橘系は気持ちを鎮めてくれるのだそうです。これもちょっとはてな?私が思うに柑橘系はそれこそ気分を高揚させてくれる気がするのですが・・・・

 柑橘系というのは人間にとっては食べ物。人間に限らず動物は敵のいるところや危険な場所で食事は取らないんです。つまり食べている時というのは安心していられる時なんですね。それで鎮静効果があったみたいです。

 同じ人間の中にも気長なところと気短なところが共存するように、精油にも相反するような作用が共存してもおかしくはないですね。自然のものですから。







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