使用感にだまされないで！

アロマ講座の実習でよくローションと美容オイルを作ります。最も初歩的でシンプルなものです。使ってみてとても気に入ってくださる方もいるのですが、中には
「物足りない」
っておっしゃる方もいます。

物足りないと言うのはおそらく日頃ドロっとした感触のローションを使用されているのだと思います。実習で作るローションはサッパリしてますからね。実は材料を凝ればドロっとしたものも作ることはできるんです。しかしながら、まず予算の問題があります。公民館の講座などでは極力材料費を抑えますので、それほど凝ったものは作れません。それから講座の後でも自分で作りやすいように材料の数を抑えている所もあります。

ドロっとしたローションを手作りすることは可能なのですが、はたしてローションがドロっとしている必要があるでしょうか？確かにドロっとしていると保湿されているような感覚がありますが、それは錯覚です。ローションの役目は皮膚を水分で潤し、柔らかくして後から使う美容液の成分を入りやすくすることです。

試しに洗顔の後ローション代わりにハイドロゾルを使ってみてください。保湿成分など何も入っていないにも関わらず毛穴の奥まで浸透していくのが実感できます。それに保湿力も意外にあります。不安なようならそのあと普段使っているローションを重ねてください。

ハイドロゾルとキャリアオイルは究極の基礎化粧品です。高価な化粧品を使わなくても、質のいい水と油を使えば、肌質は向上できると思いますよ。







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