『フィトアロマテラピー・エッセンシャル処方集』

処方集というだけに、カプセル剤、シロップ剤、座薬など薬っぽい内容のレシピが掲載されています。リニメントというレシピがたくさんあるのですが、精油をキャリアオイルで薄めたものです。じゃ、マッサージオイルじゃない？と思うのですが、皮膚に刷り込むだけでいいようです。他の本ではマッサージオイル・・・として載っているものでも、セルフケアでは結局リニメントになってしまうので同じかしら。

チンキと精油を合わせたレシピやチンキとハイドロゾルを併用したレシピなどもありました。ジンセン、クルミ、銀杏の粉末なんてものもありました。精油もマスティック、ブプレーブ、カブルーバ、ラビッジ、オポポナックス・・・なんていう聞きなれない名前のものが紹介されています。まだまだ未知の領域があるのもだと改めて痛感します。

どれから面白いと思ったのが、スタンダード精油というのがあげられていました。

例えばラベンダーならば、
リナロール・・・25％以上
リナリルアセテート・・・30％以上
テルピネン-4-オール・・・2～6％
1,8シネオール・・・20％以下

このように精油ごとにその基準をクリアしていれば品質に問題ないというガイドラインを示しています。
分析表を載せてるメーカーを比べてみたくなりました。

	フィトアロマテラピー・エッセンシャル処方集
	クリエーター情報なし
	フレグランスジャーナル社

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