キトルス属=柑橘系といえば果実のイメージが強いですね。オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ライム、ベルガモット・・・
そして葉の精油がプチグレン。以前このコーナーで キトルス属の精油(葉編)という記事をアップしました。そして今回はキトルス属の花の精油です。もちろん、はキトルス属の花といえばネロリですね。
ネロリはビター・オレンジの花を水蒸気蒸留した精油で、で学名はオレンジ・ビターと同じ Citrus aurantium、和名はダイダイです。ミカン科の低木でこの樹を植えると家族が代々栄えるということからその名がついたようです。学名のアウランティウムはオレンジ色の果物という意味です。主な生産国はチュニジア、フランス、モロッコ、イタリア、スペインなどです。
もともとヨーロッパにはない樹木でしたが、10~11世紀頃アラブ人によって地中海地方に持ち込まれたそうです。17世紀にはイタリア・ネロラ公国のアンナ王妃が自分の手袋やハンカチにネロリの精油を使ったことから、この精油がネロリと呼ばれるようになったんだそうです。
最も大きい特徴は抗うつ作用や神経強壮作用、更年期の不定愁訴やイライラも緩和するので私は講座の中で「更年期の友」なんてよく伝えています。その他にも抗菌、抗真菌、催眠、胃腸障害機能回復、そして皮脂のバランスを整えたり加齢した疲れた肌を蘇らせる働きをしてくれます。そういった意味でもやはり更年期の友ですね。
蒸留の際に一緒に抽出されるネロリ・ウォーターは別名オレンジ・フラワー・ウォーターとも呼ばれ天然の香水や化粧水として中世から親しまれてきました。現在でも化粧品の材料として使われているほかにお菓子やデザートの風味付けにも利用されています。また、胃が弱くてコーヒーが飲めない人でも、コーヒーの中にネロリ・ウォーターを小さじ1杯程度入れると、胃を傷めることなく飲用できるようです。
ネロリといえばオレンジ・ビターの花だけかと思っていましたが、最近ではレモンやオレンジ・スイートの花からも抽出されるみたいです。ちなみにレモンの花から採れる精油は Neroli citronier オレンジ・スイートの花から採れる精油は Neroli portugal そしてオレンジ・ビターから採れる精油は Neroli bigarade と言って区別するのだそうです。
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ネロリはビター・オレンジの花を水蒸気蒸留した精油で、で学名はオレンジ・ビターと同じ Citrus aurantium、和名はダイダイです。ミカン科の低木でこの樹を植えると家族が代々栄えるということからその名がついたようです。学名のアウランティウムはオレンジ色の果物という意味です。主な生産国はチュニジア、フランス、モロッコ、イタリア、スペインなどです。
もともとヨーロッパにはない樹木でしたが、10~11世紀頃アラブ人によって地中海地方に持ち込まれたそうです。17世紀にはイタリア・ネロラ公国のアンナ王妃が自分の手袋やハンカチにネロリの精油を使ったことから、この精油がネロリと呼ばれるようになったんだそうです。
最も大きい特徴は抗うつ作用や神経強壮作用、更年期の不定愁訴やイライラも緩和するので私は講座の中で「更年期の友」なんてよく伝えています。その他にも抗菌、抗真菌、催眠、胃腸障害機能回復、そして皮脂のバランスを整えたり加齢した疲れた肌を蘇らせる働きをしてくれます。そういった意味でもやはり更年期の友ですね。
蒸留の際に一緒に抽出されるネロリ・ウォーターは別名オレンジ・フラワー・ウォーターとも呼ばれ天然の香水や化粧水として中世から親しまれてきました。現在でも化粧品の材料として使われているほかにお菓子やデザートの風味付けにも利用されています。また、胃が弱くてコーヒーが飲めない人でも、コーヒーの中にネロリ・ウォーターを小さじ1杯程度入れると、胃を傷めることなく飲用できるようです。
ネロリといえばオレンジ・ビターの花だけかと思っていましたが、最近ではレモンやオレンジ・スイートの花からも抽出されるみたいです。ちなみにレモンの花から採れる精油は Neroli citronier オレンジ・スイートの花から採れる精油は Neroli portugal そしてオレンジ・ビターから採れる精油は Neroli bigarade と言って区別するのだそうです。
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