プラム麻里子さんが亡くなって、今日で13回忌にあたるという。後楽園ホールではOZアカデミーとLLPWが、追悼マッチを行うがこれは供養みたいなものだ。1997年8月というと、女子プロレス界は揺れに揺れていた。全女の大量離脱が巻き起こった月であり、この事故も含め忘れられない事件が相次いだのだ。
私は当時、全女の在籍していたが…新団体の旗揚げを目指し動き始めた時期。そんな矢先に、プラムさんが逝って . . . 本文を読む
今日は午前中からミスティコのサイン会のため、デポマートに行って、ちょっとばかしのお手伝い。昨日は闘魂SHOPでのサイン会に100人以上のファンが来たという。ミスティコと言えば、CMLLが生んだ21世紀最大のスペル・エストレージャだ。日本のファンは認識が薄いかもしれないが、メキシコで彼に出会うことは困難。それこそ、リング上のみを見るしかないような売れっ子なのだ。だからこのような機会は、かなり有意義 . . . 本文を読む
毎日、暑い日が続くが世間は、今週末からお盆休み。フリー稼業をしていると、改めてて休みなど気にしなくなってきたが、団体所属時代は夏休みはそれなりに楽しみだった。昔は今みたいにフルシーズン興行があるわけでなく、年末年始やゴールデン・ウイークはしっかり休みを取ったものだ。
そして今日は田中稔家、今井良晴父娘と逗子の海岸でバーベキューを楽しんだ。海に来ることなんて、本当に久しぶり。日本の海岸は記憶が . . . 本文を読む
”地獄の料理人”と呼ばれたハンス・シュミットは、1940年代にデビューし70年代まで活躍し、元祖シュミット・バックブリーカーの使い手として知られ、ドイツ系らしい冷血なファイトがモットーの実力者だ。アメリカではUSヘビー級王者として、それなりの実績と知名度があったが日本での評価はイマイチ。シュミット・バックブリーカーの代表的な使い手というのが、唯一最大の売り物だった。
67年に日本プロレス、68 . . . 本文を読む
クラッシュ・ギャルズの人気は、ビューティ・ペアの時とよく似ていた。女学生がファン層のほとんどを占めていたり、芸能活動とリンクしたり。ファンクラブの会員だけでも1万人はゆうに越えていた。何しろ、パソコンなど無い時代だからイレクトメールや会報を送るのに宛名も手書き。実に3人がかりで対応していた。そこで働いていた東珠代(チャーリー東)川崎(乱馬翔)はその後、レフェリーとしてデビューしているのだ。ファ . . . 本文を読む
Beginngのポスター撮りがあり、風香と亜沙美のツーショットが実現した。二人はJDスター時代の同期で、亜沙美の方がデビューから快進撃をしていたのに比べ、風香は”ウサギとカメ”のカメみたいな存在だった。早くからスター候補だった亜沙美と、いわゆる連敗アイドルとして出現した風香。だが亜沙美は体調を崩しリタイアし、風香は風香で独自のポジションを築いてきた。
亜沙美は元々、演歌歌手志望だったから、 . . . 本文を読む
今日は風香祭の次回ポスター制作用の撮影を行い、終わってから新宿の猪木酒場に行った。ここに来たのはいつ以来か…着いたのが午後5時過ぎだから、一番乗りの客となった。確か、2006年10月に池袋店がオープンする際、オープニング・パーティを取材した覚えがある。この新宿店は池袋店にひけを取らないくらい、広くゆったりとしている。料理や飲み物の名前には、猪木の得意技とか、プロレス関連の名称が付けられ店員も元 . . . 本文を読む
NEOの板橋大会に行く。この板橋グリーンホールは、NEOの定期戦が行われる会場だ。引退を発表している三田英津子が、栗原あゆみと対戦した。栗原は全女のプロレスに憧れを持っているから、三田戦は望むところだった。試合は三田の得意とするブレイジング・チョップを栗原も盗用し、バシバシ打ち放っていた。仕掛けるということは、倍返しでやられるということだ。三田はラスカチョ・テイストのヒール・ファイトで、栗原を . . . 本文を読む
バレーボールのワールド・グランプリが始まった。私はアテネ五輪の世界最終予選以来、女子バレーが好きになり大きな大会は欠かさずTV観戦している。オリンピック、ワールド・カップに次ぐ世界規模の大会で、ポーランドでの予選ラウンドで日本は3連敗したが、昨日のプエルトリコ戦では3-0で快勝したのだ。
何しろ、キャッチフレーズの付け方がプロレスっぽい。キャプテンに就任した荒木絵里香(鉄腕エリカ)を始め、栗 . . . 本文を読む
人気女優の大原麗子さんが亡くなった。自宅で倒れ、2週間後に発見されたという。享年62歳。どこか甘たるく、小悪魔的な魅力に溢れた女優だった。
今から31年前、私は千葉の実家から東京に出て来て恵比寿のアパートに住んだが、隣の住人が大原麗子さんの付け人?をしていたのだ。直接話したわけではないが…このアパートは壁1枚で、隣人の電話の声がよく聞こえていた。別に盗み聞きしたわけではないが、「麗子ちゃんが… . . . 本文を読む
”黒い毒グモ”と呼ばれ、長い手足と長身から繰り出すダイナミックなファイトで活躍。もっともアメリカン・フットボールでは、オールスター戦にも出場したほどの花形選手だっただけに、プロレス入り後はその知名度がかなり影響した。アメリカではビッグネームだったが、日本では大成しなかった代表格。
ロッキー・ジョンソンと共に日本プロレスに初来日。ゴング誌が来日前に、未知の強豪と煽っていたため、私は少年心にワク . . . 本文を読む
昭和プロレスを代表する必殺技で、”白覆面の魔王”ザ・デストロイヤーによって紹介された。デストロイヤーはこの技を力道山に仕掛け、両選手の足が絡み合い取れなくなる、という逸話を作ったのだ。天井から撮影された写真は、プロレス史を飾る名場面でもあった。また馬場に掛けようとすると、脳天チョップで封じられるシーンは圧巻だった。
デストロイヤーに対抗するように、エイトロックの名称で得意としていたのがジョニー . . . 本文を読む
今年も開催が決まった「LUCHA FAN FESTⅡ」…9月26日(現地時間)にシルコボラドールで行われるが、今回は試合も行われる。ここに風香の出場が決まったが、ダーク・エンジェルと組むことが内定した。ダーク・エンジェルは現在、TNAのTVテーピングのため月に2度、フロリダに渡っているが、それ以外はあくまでもフリー。メキシコではCMLLを主戦場とし、バリバリのエストレージャなのだ。
このイベ . . . 本文を読む
Ringstarsの最新号が出来上がった。今回は全52ページで会場販売専門。要するに本屋では売っていないから、会場か通販でしか購入することは出来ないというものだ。中身は雑誌テイストだが、体裁はパンフレットみたいな感じ。それでも、よくこれだけ細かく編集しているのかと感心してしまう。これも編集長・泉井弘之介の情熱と執念のなせる業だと思う。彼にとっては雑誌作りこそライフワークなのだ。レディース・ゴン . . . 本文を読む
風香祭10が無事に終わった。今日は朝からレンタカーを借りて、新木場に出発。いつものようにコツコツと準備をしていると、外は雨が降ったりやんだり…風香祭が始まった頃は毎回、雨で時には強風で電車が止まったこともあった。風香が雨女かもしれないが、やっぱり雨だと客足が鈍るもの。だが今日は、そんな影響はほとんど感じなかったのだ。
今回、特に目を見張るような強烈に引きのあるカードは無かったが、それなり以上 . . . 本文を読む