高齢期の備え

高齢期の備えを考えます

第2の人生の起業 先ず資格(福祉住環境コーディネーター その8)

2013年05月19日 | 老後と住まい
2級のテキストによると、腎臓内で血液をろ過する働きは30歳代を100%とすると80歳代では約60%、肺で酸素を交換する働きは50%以下になります。腎臓や肺は日常の働きの数倍もの予備能力を持っているので問題はないのです。
一方、神経伝導速度は80歳代は30歳代に比べて15%程度しか低下していません。にもかかわらず高齢者が交通事故を起こしやすいのは、車の予備能力がこのわずか15%の反射機能の低下を許容してくれないためだそうです。人類が誕生したころ、神は老化を想定していても車を想定していなかったのだと思います。
歩くことが重要なのはご存知の通りですが、高齢者を4分割すると、最も遅い四分の一の方は最も速い四分の一に比べて、その後の4年間に死亡する割合は5倍ということがわかっています。
歩きましょう。
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