廊下のむし探検 第208弾
5月11日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。
これはリンゴコフキハムシかな。(追記2020/05/24:立西さんから、「リンゴコフキハムシというよりはそれと同属の他種(ニホンケブカサルハムシなど)ではないかと思います。」というコメントを頂きました。ネットに出ている写真と比べると、確かにリンゴコフキとはだいぶ違うようです。ということは、これまでリンゴコフキとしていたものはすべて違うかもしれません。そこで、Kimoto(1964)の検索表を使って、以前の写真も含めて調べ直しました。でも、検索表の項目のうち、上翅が立毛と鱗片状の毛で覆われるかどうかというところと、上翅末端の形状が写っていないところでつかえています。過去の写真では立毛が明瞭に写っているものあるのですが、今回のはほとんど見当たりません。それで、立毛のないfulvus(セアカケブカ)と立毛のあるjaponicus(ニホンケブカ)とkiiensis(セスジケブカ)の3種の候補が出たところで止まっています。たぶん、japonicusでよいのではと思うのですが、今度見つけたら、是非とも採集して調べてみたいと思っています。どうも有難うございました)
そして、これはヒゲブトゴミムシダマシ。この間からときどき見ています。以前はヒゲブトハムシダマシと呼んでいました。
翅の途中に模様があるので、シバツトガ。
それから、シラケトラカミキリ。
ヨコヅナサシガメは最近時々見かけます。
アオオビハエトリはよく見るとなかなか派手なハエトリグモです。
これも模様が派手なのですが、たぶん、いつものヒメマルカツオブシムシ。
最後は外来種のモンクチビルテントウ。