新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 クモ、甲虫など

2020-05-30 20:52:47 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第213弾


5月17日にマンションの廊下で見つけた虫の続きです。今頃はともかく虫が多いですね。以前は毎日廊下を歩いて、見つけた虫をすべてブログに出していたので、毎日毎日が大変でした。最近は1週間に1,2度廊下を歩いて、少しずつ出しているので、比較的にのんびりしています。今年の1月に身内に不幸があり、その遺品整理でこの4か月間ほとんど毎日のように片づけをしていました。それもこの6月初めで終わりになるので、やっと自分の時間を持てるようになります。





「日本のクモ」で探してみましたが、これはコガネグモ科のムツボシオニグモだと思います。記録を見ると2014年4月にも見ていました。



オオセンチコガネとセンチコガネの違いは以前ブログに載せました



それによると、この写真のように中胸背板中央の縦溝が後半のみで、頭盾が丸い感じなので、これはセンチコガネの方ではないかと思いました。





これはキハダカニグモ





オカモトトゲエダシャクの幼虫が廊下の外壁で擬蛹になっていました。どうなったかなと思って、今日見てみたら何もなくなっていたので、掃除のおじさんが片づけたのかもしれません。



これはソトウスグロアツバ





「原色日本甲虫図鑑III」の図版と比べてみて、ヒメクロマルケシキスイと似ていると思いました。(追記2020/05/31:立西さんから、「ケシキスイは難しいですけどクロヒラタケシキスイあたりではないかと思います。」というコメント頂きました。図版はクロヒラタケシキスイを見ていたのですが、うっかり間違って別の図版の名前を書いてしまいました。どうも駄目ですね



最後も「原色日本甲虫図鑑III」と「日本産ゴミムシダマシ大図鑑」の図版と見比べ、ルリゴミムシダマシではないかと思っています。