新「廊下のむし探検」

大阪北部のマンションの廊下で見つけた虫の名前を調べています

廊下のむし探検 ガガンボ、甲虫ほか

2020-05-26 21:20:21 | 廊下のむし探検
廊下のむし探検 第210弾


5月13日に散歩に行く前に、マンションの廊下も少しだけ歩いてみました。





廊下に派手なガガンボが止まっていました。これは外観だけでも分かるだろうと思って撮ったのですが、「新訂原色昆虫大図鑑III」の図版を見ても見つかりません。それで検索をしてみようと思って、まず翅脈を見てみました。



この翅脈を基に、「日本産水生昆虫第二版」の検索表で調べてみました。Sc脈がC脈に合流しているので、ヒメガガンボ科か、オビヒメガガンボ科らしいことが分かりました。さらに、sc-r横脈とRs脈の分岐が近いのでオビヒメガガンボ科かなと思ったのですが、m1室がないということから、キノコガガンボ属になり、そこで行き詰っています。もう少し、検討をしてみます。



これはナナホシテントウ



それからシバツトガ



それにキイロテントウ



これはマガリケムシヒキ



動き回っているトビケラがいたので撮ったのですが、名前は分かりません。





里山のゴミムシ」で調べてみると、Arisodactylusに似ています。前胸背板側縁の形状と上翅間室に点刻があるので、ホシボシゴミムシかなと思ったのですが、頭頂の赤斑がよく分かりません。それでまだ保留です。

家の近くのむし探検 甲虫、毛虫ほか

2020-05-25 20:50:22 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第82弾


5月11日に家の近くの道路わきの茂みで見つけた虫の写真整理がまだ残っていました。もう2週間も前になるので、慌ててやりました。



前胸背板に深い横溝があるので、クワハムシだろうと思いました。



これは何でしょうね。たぶん、イタドリの葉についていたと思うのですが・・・。(追記2020/05/31:himesijimiさんから、「キバラモクメキリガの幼虫かな?」というコメントを頂きました。ネットで見ると、確かによく似ていますね。食草にイタドリも入っています。どうも有難うございました



これはヤドリバエの仲間かなぁ。



これはサラグモの仲間?分からないのが多いですね。



これはホオヅキカメムシ



こんな模様のあるチビタマムシは初めて見ました。図鑑で調べてみると、ダンダラチビタマムシというようです。





そのチビタマムシ、ネコハグモと対峙しています。何か起きるかなと思って見ていたのですが、近寄っただけで何も起きませんでした。



これは図鑑を調べて、ヒロオビトンボエダシャクの幼虫かなと思っています。



これは先ほどのチビタマムシとは模様が違うので、いつものナミガタチビタマムシだろうと思います。(追記2020/05/31:立西さんから、「ナミガタチビタマムシとされているのはおそらくクズノチビタマムシです。」というコメントを頂きました。確かにクズチビタマムシです。ちょっと早合点してしまいました。ご指摘、どうも有難うございました



これはたぶん、ハグロハバチ



模様がだいぶ異なるのですが、「日本産カミキリムシ」の絵解き検索表を見て、ヤツボシハナカミキリではないかと思っています。



これはアムールシロヘリナガカメムシ



それから、マルヒラタドロムシ。この虫は川沿いの用水路脇の物置小屋の近くでいつも見ます。



最後はルリイロスカシクロバの幼虫です。

散策途中で見つけた花(5/13)

2020-05-24 20:58:11 | 里山散策
5月13日に家の近くを歩いてみました。その時に見つけた花です。





街路樹にはクスノキが植えてあるのですが、その根元に誰が植えたのか分かりませんが、マツバギクがあちこちで咲いています。





白花もありました。







道端の柵の内側でたぶん、フリージアだと思われる花が野生化していました。





道端で咲いていたのはムシトリナデシコです。







そのすぐそばでこんな花も咲いていました。「日本帰化植物写真図鑑」で調べてみると、サクラマンテマのようです。





こちらはタツナミソウ。こんな住宅地の歩道の脇で咲いているのはちょっと意外でした。





これはマンテマ。こちらはたくさん咲いていました。





こちらはノイバラ







舗装をした歩道のほんの隙間でキキョウソウが花を咲かせていました。





これはユウゲショウ





それからキュウリグサ。この日はこんなところでした。

家の近くのむし探検 甲虫など

2020-05-23 20:30:41 | 家の近くのむし探検
家の近くのむし探検 第81弾


5月11日にマンションの廊下を歩いた後にいつも行っている道路わきの茂みで虫探しをしてみました。久しぶりに野外で写してみると、廊下と違った難しさがありますね。道路わきなので、車が通るたびに風が起き、ピントがなかなか合いません。風が吹き止むのを待てばよいのですが、つい、イライラしてシャッターを押してしまいます。



最初はニジュウヤホシテントウです。



小さなハムシなのですが、なかなかピントが合わずについついシャッターを押してしまいました。4枚ほど撮ったのですが、まあまあ見れるのはこれ1枚。たぶん、キアシノミハムシではないかと思っています。



これはホシハラビロヘリカメムシ



これはマミジロハエトリかマミクロハエトリの♀。



これはドウガネサルハムシかなぁ。



そして、ヤミイロカニグモ



クロバネキノコバエの仲間。



最後はチビタマムシの仲間なのですが、模様がはっきりしません。もうちょっとじっくり写せばよかったのですけど・・・。

散策途中で見つけた花と虫

2020-05-22 21:26:04 | 里山散策
いつもマンションの廊下で虫探しをしていますが、ついでに散歩に出かける時があります。その時に撮った花と、廊下で撮った虫の残りを載せておきます。5月11日の分です。



最初はマンションの外の溝に咲いていた花で、花しか見えなかったのですが、たぶん、オランダフウロではないかと思います。





これは外来のチチコグサだと思ったのですが、それ以上は分かりません。そこで、「日本帰化植物写真図鑑」を見て、ウラジロチチコグサではないかと思いました。







キリの花が咲いていました。



これからはマンションの廊下で見た虫です。いつもは接写で撮っているのですが、離れたところにいる虫はコンデジの望遠で撮っています。それを忘れていました。これはベッコウガガンボです。



そして、これはソトウスグロアツバ