廊下のむし探検 第210弾
5月13日に散歩に行く前に、マンションの廊下も少しだけ歩いてみました。


廊下に派手なガガンボが止まっていました。これは外観だけでも分かるだろうと思って撮ったのですが、「新訂原色昆虫大図鑑III」の図版を見ても見つかりません。それで検索をしてみようと思って、まず翅脈を見てみました。

この翅脈を基に、「日本産水生昆虫第二版」の検索表で調べてみました。Sc脈がC脈に合流しているので、ヒメガガンボ科か、オビヒメガガンボ科らしいことが分かりました。さらに、sc-r横脈とRs脈の分岐が近いのでオビヒメガガンボ科かなと思ったのですが、m1室がないということから、キノコガガンボ属になり、そこで行き詰っています。もう少し、検討をしてみます。

これはナナホシテントウ。

それからシバツトガ。

それにキイロテントウ。

これはマガリケムシヒキ。

動き回っているトビケラがいたので撮ったのですが、名前は分かりません。


「里山のゴミムシ」で調べてみると、Arisodactylusに似ています。前胸背板側縁の形状と上翅間室に点刻があるので、ホシボシゴミムシかなと思ったのですが、頭頂の赤斑がよく分かりません。それでまだ保留です。