晴耕雨ログ

晴れの国の片田舎で暮らす自然派おばさん
畑仕事に生甲斐感じながらゆるゆる歩む農婆の人生

送り盆

2014-08-15 22:17:41 | Weblog
 15日、最後の送り盆の日です。
 「ひい婆はどこへ帰るの・・・」「今どこにいるの・・・」
孫からの質問攻めのお盆三日間でした。どうも、どのように答えればいいのか婆にも難しい質問ばかりでした。
 今朝、聴いたラジオでは子どものお盆についての答えの難しい質問について・・・「どうしてなの?」と聞かれれば「どうしてだろうねぇ」「不思議だねぇ」とはっきりとした答えではなく曖昧に疑問を残しておけばいいのではないか・・・と。
不思議に思いながら年齢とともに理解ができるんじゃないか・・・と聴いた婆は少し楽になりましたよ。

 昨年も<精霊送り>は孫を連れて行ったのですが、今年は新人の孫息子も同行しました。
 ひい婆のお土産を入れた船にはいつものようにお菓子や御素麺などをのせました。
孫も今年は少し大きくなり、折り紙で作った風車をひい婆にあげるんだと3つ・4つ入れてました。
 ひい婆が施設での暮らしになってから生まれた孫娘ですが、洗濯物の交換や面会には度々行っていましたから、ひい婆の事は記憶の隅にでもあるのでしょう。
 公園に設えられた灯明台で小さな手を合わせてひい婆とはさようならでした。
待機している市の環境事業の収集車が不思議な存在にも見えたようです。

 サヨナラの後もまだまだ続いています。「ひい婆、いま何を食べてるの?」

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