シリーズでお送りしている長崎さるくの第三弾。
今回は通称「そろばんドック」の名で知られる、
小菅修船場跡の捲上小屋内部です。
捲上小屋の中にある蒸気巻上機の全貌です。
手前の歯車が、左から右へ力を増幅し、
船台を引っ張っていたイギリス製の歯車。
その左、上部の木製装置が蒸気機関本体。
奥に写るのがボイラーです。
ボイラーは当初手前側にあったそうですが、
後に現在の位置に新しい物が設置されたそうです。
画像は長崎造船所の史料館にあった、
操業当時の捲上装置の写真ですが、
当時は歯車が板で囲われていたのが分かります。
ボイラーは上述のように明治元年の当時の物ではなく、
明治37(1904)年に付け替えられた物だそうです。
小菅修船場の捲上小屋は、
通常の煉瓦より薄い蒟蒻煉瓦で造られていることで有名ですが、
ボイラーの釜をくるんでいる煉瓦が厚みのあることが、
このボイラーが後に造られたことを物語っています。
ボイラー内部をのぞいてみました。
思いのほか奇麗な状態で保存されています。
こじんまりとした蒸気機関本体。
下にぶら下がる鉄部が上下し、
小さな歯車から力を伝導して、
大きな歯車を動かしていたんだと思います。
最後の歯車は2m近くもある、大きな歯車です。
蒸気機関と歯車を背後から見ました。
This is 機械 って感じですね!
歯車が並べられている下部には溝が掘られ、
そこには水がたまっているんですが、
なぜか巨大化したミドリガメがたくさん住んでいます。
下欄「> NEXT」をクリックすると、
以前アップした小菅修船場の蒟蒻煉瓦に関する記事に続きます。
________________________________
■シリーズ:長崎さるく■
> NEXT > TOP > INDEX
今回は通称「そろばんドック」の名で知られる、
小菅修船場跡の捲上小屋内部です。
捲上小屋の中にある蒸気巻上機の全貌です。
手前の歯車が、左から右へ力を増幅し、
船台を引っ張っていたイギリス製の歯車。
その左、上部の木製装置が蒸気機関本体。
奥に写るのがボイラーです。
ボイラーは当初手前側にあったそうですが、
後に現在の位置に新しい物が設置されたそうです。
画像は長崎造船所の史料館にあった、
操業当時の捲上装置の写真ですが、
当時は歯車が板で囲われていたのが分かります。
ボイラーは上述のように明治元年の当時の物ではなく、
明治37(1904)年に付け替えられた物だそうです。
小菅修船場の捲上小屋は、
通常の煉瓦より薄い蒟蒻煉瓦で造られていることで有名ですが、
ボイラーの釜をくるんでいる煉瓦が厚みのあることが、
このボイラーが後に造られたことを物語っています。
ボイラー内部をのぞいてみました。
思いのほか奇麗な状態で保存されています。
こじんまりとした蒸気機関本体。
下にぶら下がる鉄部が上下し、
小さな歯車から力を伝導して、
大きな歯車を動かしていたんだと思います。
最後の歯車は2m近くもある、大きな歯車です。
蒸気機関と歯車を背後から見ました。
This is 機械 って感じですね!
歯車が並べられている下部には溝が掘られ、
そこには水がたまっているんですが、
なぜか巨大化したミドリガメがたくさん住んでいます。
下欄「> NEXT」をクリックすると、
以前アップした小菅修船場の蒟蒻煉瓦に関する記事に続きます。
________________________________
■シリーズ:長崎さるく■
> NEXT > TOP > INDEX
ここ、海水ではないのですか。彼奴等が海水でも
生きられるとは…驚きです。
いやはや、歯車の保存状態もすばらしいのですが、
どうしよう、かめ様の方に目がいってしまう…(笑
この溝はただの溝で、
多分、多分ですよ、
歯車に付いた油落としの溝じゃないでしょかね?
なんで、海とは繋がってないんですよ~
溜まってんのは雨水とかじゃないでしょかね。
数が凄いんです。いるわ、いるわ、、、
今回、お願いがありましてこちらにコメントさせていただいております。
私は趣味でイラストを描いているのですが、片島魚雷発射試験場跡 #11の中の上から2枚目の写真がとても気に入り、是非イラストの参考にさせていただけないかなと思っております。
背景として、模写に近いような形になってしまうと思うのですが、それでもよろしければ是非使わせていただけませんか?
イラストの題材に使われるお話、
ご連絡ありがとうございます。
片島の画像に限らず、どの画像でも、
もしお使いになりたいのごございましたら、
どんどんお使いになってくださいね。
しして、よろしかったら、
出来上がった絵を拝見させて頂ければと思います。