STARLIGHT NIGHTS

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♪ サイトウ・キネン・フェスティバル松本2010 ふれあいコンサートⅢ

2010年09月01日 | 音楽(コンサート)
○日時 2010年9月1日(水) 19時00分から21時15分
○会場 松本市音楽文化ホール
○曲と演奏 
 J・S・バッハ フルートと通奏低音のためのソナタ ホ短調BWV1034
  フルート:ジャック・ズーン
  チェロ:イズー・シュア
  ハープ:吉野直子
 ブラームス ヴィオラ三重奏曲 イ短調作品114
  ヴィオラ:川本嘉子
  チェロ:趙静
  ピアノ:小菅優
 ヒンデミット チェロとピアノのための3つの小作品 作品8より幻想小品、スケルツオ
  チェロ:イズー・シュア
  ピアノ:小菅優

 ブラームス ホルン三重奏曲 変ホ長調作品40
  ホルン:スチュアート・ローズ
  ヴァイオリン:豊嶋泰嗣
  ピアノ:小菅優

こちらの公演も、ホルンのラデク・バボラクが変更され残念だったコンサート。でも初めて聴いた小菅優のピアノのほか、どの曲も上質な音楽でそんな不満も一切払拭してしまった。ローズは、オルフェウス室内管弦楽団のホルン奏者だそうで、音文の三角屋根に昇っていくようなホルンの響きを堪能しました。

追記
バッハのフルートソナタ。フルートとチェロとハープという珍しい編成。
ズーンのしなやかなフルート癒される。美しい演奏でした。

続いて、ブラームスのヴィオラソナタ。渋い曲なのですが、川本をはじめ個性豊かな3人がぶつかり合って、白熱した熱い演奏でした。

ヒンデミットでは、前のヴィオラソナタでもチェロが出演。曲も違うので比較するのはよくないかもしれないですが、奏者の違いを感じることができました。曲は初めてですが、何やら聴いたことがあるような…。

最後のホルン三重奏曲は、前述のとおり。

総じて、後半3曲でずっぱりのピアノ。どの曲もピアノがアンサンブルの要、だと思うのですが、小菅さんはまだ若いにも関わらず、みんなをしっかり引っ張っていっているように感じました。ダイナミックでかつ繊細でした。

最後に…。感想はやっぱり旬の時に書くべきかと思いました。