STARLIGHT NIGHTS

信州・塩尻から発信・・・   星空と美しい風景、そして美しい音楽とともに!

四季の星空観察会(9月18日)

2010年09月18日 | 星仲間
9月に入って2回目となる四季の星空観察会。
夜になると気温が下がり、すっかり陽気も秋めいてきました。

本日9月18日は、世界天文年の継続事業のひとつ、国際お月見ナイトに設定されていて、本観察会もその取り組みに登録させていただきました。ちょうど、観察好期である木星と天王星が見かけ上接近して両星が観察しやすい時期にもあたっています。
しかし残念ながら、当夜は雲が多い天候。
それを見越したのか、参加者も6人と少な目でした。
19時の開会前、西に低くなった金星がわずかに見えていましたが、その後曇り、お月見ナイトのメインである月齢10の月も時折見せた雲間から、わずかに観察できただけでした。
残念ながらこれ以上難しいと判断した直後、東天の木星が雲間から顔を出しましたが、参加者が見るまでには、また雲の背後に隠れてしまいました。

22日は中秋の名月です。
プレお月見として、お団子とススキを会場に飾りました。
8月のえんぱーくでの写真展の作品も見せながら参加者と交流しました。

ロンドン交響楽団松本公演に寄せて 文化講演会

2010年09月18日 | 旅行・文化
11月に行われる、ワレリー・ゲルギエフ指揮ロンドン交響楽団の松本公演に先立って、ゲルギエフに親交がある元NHKロシア支局長、小林和男氏(茅野市出身)の講演会が行われました。
会場:長野県松本文化会館国際会議室

冒頭言われたこと…。
テーマは、ロシア、松本、私…。
それぞれ繋がりがあること。公演のソリスト、諏訪内晶子さんのことや、公演曲目のシベリウスの協奏曲にまつわる話、小澤征爾さんの親友であったロストロポービッチさんとの親交の様子。指揮のゲルギエフさんと山とのつながり。ロンドン交響楽団とゲルギエフさんとの関係など、隠れたエピソードをたくさんお話ししていただきました。

ゲルギエフさん。何年か前(恐らく1995年)、キーロフ歌劇場管弦楽団と来日して、松本では音楽文化ホールで公演をしていたのです。後で調べたら、この時の来日の初日が松本だったようです。この公演は聴きに行ったのですが、メインプロが、チャイコフスキーの悲愴で、同じ年のサイトウ・キネンでも悲愴をやっており、ゲルギエフの方がずっと良い演奏に感じました。その時終演後、楽屋口にいたらゲルギエフに握手してもらったことを覚えています。
本日の小林氏の講演と、キーロフの公演のことを省みて、11月の公演をより一層楽しみにしているところです。