たまには野球の話をします。サッカー程ではありませんが野球も好きですよ。今日ソフトバンクのエース杉内がFAで巨人に移籍する事を発表しました。
まぁ金に釣られて移籍したとか金の亡者とか色々言われてますが個人的にはこういう移籍は悪くないと思ってます。確かに一部のプロ野球選手は我々サラリーマンが一生かけても稼げない額のお金を稼げる訳ですがそれも一部の選手だけでどんだけ凄くても40歳位までですよね。その後運良く監督、コーチ、解説者になれる人もごく一部で大半の選手は引退後の就職先を探すのは大変という話もよく聞きます。それを考えると杉内が金銭的な部分に魅力を感じて巨人に移籍するという判断は間違いじゃないと思います。
しかも杉内にもリスクはあります。大金貰える半面以前程ではありませんが巨人の注目の高さは半端ないですからね。一時期の清原を筆頭に活躍できないと容赦なく叩きますからね。去年まであんだけ活躍してたラミレスと小笠原も今年活躍できなかっただけで結構叩かれてた気がします。杉内も結果が出ないとすぐに叩かれると思います。
大変だとは思いますが杉内は嫌いな選手ではないので頑張ってもらいたいです。しかしホールトンに続き杉内とは巨人もなりふり構ってませんね。まぁ2年連続でタイトル逃した上にオフはドラフトや上層部同士の衝突等今まで以上にダークなイメージがかなりついてしまいましたからね。結果を残して悪い流れを払拭したいという所でしょうか。
巨人以上に大変なのはソフトバンクでしょう。杉内、和田、ホールトンと先発の軸となる選手が続々と退団するとは誤算だったんじゃないですかね。今季ソフトバンクはリーグ戦88勝してますが約半分の43勝(杉内8勝、和田16勝、ホールトン19勝)をこの3人で稼いでるだけにどうやってこの3人の抜けた穴を埋めていくのでしょうか。逆に言えば今まで出番の無かった選手にはチャンスがある訳でその選手達がどれだけ力をつけられるかがポイントとなりそうです。
まぁ来年は巨人とソフトバンクの2球団がどう戦っていくのか注目ですね。