RED a knot

V系、スポーツ観戦、マンガ大好き社会人のブログです。特にDIR EN GREY、浦和レッズが好きです。

12/7 浦和レッズVSセレッソ大阪 at 埼玉スタジアム2002

2013-12-08 00:09:32 | レッズ

 今季最多の54,905人が集まったこの試合。その内約2000人がセレッソサポと換算すると残り約52000人がレッズサポとなります。そして前節までの今季のホームゲーム平均入場者数が約35000人なので残りの約17000人が一見さん、ライトサポだと思うんですけどその大半の方を固定客にするチャンスを掴み損ねたと試合だったと思います。今年の浦和レッズの勝負弱さはワールドクラスと呼べると言っていいレベルでしたね。

 前半24分に柏木のスルーパスに抜け出した原口が豪快に決めて先制したとこまではまあ良かったんですけどその後柏木が無人のゴールに押し込むだけのシュートを外してからが地獄の始まり。前半40分とロスタイムに左サイドを崩され2点奪われあっさり逆転されてしまいました。2点目を決めた南野のポジションがオフサイドかどうか微妙な位置でしたがそもそもあっさりサイドを崩された時点で勝負はついていたと思います。

 後半も相変わらずパスだけ回して決定機は作れず、後半8分には警戒していた柿谷にミドルを決められ致命的な3点目を献上。柿谷以外はわからないですけど3人で崩して決めたゴールは敵ながらお見事と思わざる得ないゴールでした。その後は攻めるしかないレッズは全く機能してなかった平川と宇賀神(特に前者)を下げて関口と梅崎を投入。しかし関口は縦への動きやドリブルで何とか活路を見出そうとするも梅崎はつまらないパスミスの連発で相手のカウンターの起点になるお粗末な状態。永田充もそうですけどレギュラーだった選手が怪我で1回離脱して復帰すると劣化するのは何なんでしょうね。

 その後もパスは回すもとりあえず回すだけで全くセレッソ守備陣を崩せず簡単にボールを奪われ柿谷、南野、山口蛍を中心に面白い様にカウンターを喰らうパターン。この辺りはフロンターレ戦を彷彿とさせましたね。その後は最後の切り札山田直輝を投入。この状態で暢久は出せないのはわかりますが交代相手が今日も攻守に不安定な森脇でなく空中戦、セットプレーでゴールの可能性を残す那須を代える采配は謎でしたね。

 ただ直輝が入って前の運動量が増えて26分にCKのチャンスを掴みそのそのCKのこぼれ球を興梠が押し込んで何とか1点差に。ようやく追い上げムードになったと思ったらまたしてもセレッソのカウンターであっさり押し込まれ31分にこぼれ球をまたしても柿谷に決められ致命的な4点目。フロンターレ戦同様追い上げムードに水を差すゴール直後の無様な失点劇場。このクラブはちょっと人数をかけて攻め込まれるとすぐに失点しまうんですね。そんなクラブが優勝出来るはずなんてないんだよ。

 攻めるしかないレッズは興梠と交代出場した直輝と関口の3人が奮闘するも他の選手のモチベーションが目に見えて低下(特に槙野)し、チャンスも原口のミドルのこぼれ球を直輝が押し込むも枠外になった場面位。終了間際に南野にドリブルから5点目を献上。ナビスコカップ決勝の敗戦以降の嫌な流れを払拭出来ないまま2013年シーズンは終了してしまいました。

 勝負どころのラスト4試合を1分け3敗、失点15と言う優勝争いしてるクラブとは思えない失態ぶりで最終的には昨年を下回る6位でシーズンを終えました。優勝は勿論、ACL出場権も逃しましたがこんな状態で3位以内に入れる程J1は甘くないと思います。ゴール数こそ66でリーグ最多ですが失点56は優勝したサンフレッチェ、2位のマリノスより20以上多いと異常な数字。やっぱサッカーは守備がしっかりしてないと勝てないんだなと言うのをつくづく実感しました。

 ここまで書きはしませんでしたが来年もミシャが監督をやると決まってる以上来季は今年以上に厳しいシーズンになるんじゃないかと思ってます。それこそJ1残留出来れば良い位のレベルで。補強もするとは思いますが根本的なサッカーが変わらない以上相手に研究され尽くされてる以上は上積みは期待出来ないでしょう。ミシャに新たな引き出しがあるとも思えないですからね。降格直前のクラブを優勝争い出来るレベルまで引き上げてくれたのは感謝してますが彼のサッカーでは優勝は出来ません。まあ色々ボロクソに書きましたが同時に俺の浅はかな考えをあっさり覆す様な魅力的なサッカーを繰り広げてくれる事もほんのちょっぴり期待してます。そんな訳で来季もボソボソと浦和レッズを応援していきます。


 暢久の有終の美を勝利で飾りたかった・・・何はともあれ20年間お疲れ様でした。ゆっくり休んで去就を決めて下さい。