週末の名古屋との上位対決を見据えスタメン10人入れ替えて挑んだ川崎戦。終始相手ペースのまま進む苦しい試合展開でしたが無失点で耐えてのスコアレスドロー。ルヴァンカップのGL突破の可能性を残した事を考えれば悪くない結果だと思います。
今日のMOMは彩艶で間違いないでしょう。川崎の攻勢を耐え苦手なハイボールも落ち着いて対処。終盤の決定機を防いだプレーも見事でした。復帰戦でキャプテン抜擢となった犬飼も岩波とともに安定した守備を見せてレアンドロダミアンに仕事をさせなかったのは流石でしたね。ショルツとマリウスに何があっても被害は最小限に抑えられると思います。
柏戦もスタメンだった敦樹は何と90分フル出場。前半で柴戸と代えるものだと思ってました。とは言え彼がいたからこそ控え中心のメンバーで戦えたのも事実。お疲れ様でした。名古屋戦までにしっかりと回復してくれることを願ってます。
ユースの早川君のデビュー戦が観れて良かったです。短い時間とは言え荻原、敦樹、彩艶、堀内、早川君と5人浦和ユースの選手がピッチに立った瞬間は胸が熱くなりましたね。積極的なプレーでチャンスも作っていました。今後の更なる成長に期待したいです。
新助っ人のカンテもデビューしましたが、こちらは身体は仕上がってないわ連携面もしっくりこないわで微妙なプレーに終わったのが残念でした。ここからACLに間に合うのかも不安ですが、かと言ってリンセンにもそこまで期待を感じさせるプレーが無いのも事実。モーベルグの所在も不明なだけにショルツ、マリウスに続くACL3人目の外国人枠は決勝直前まで決めかねてしまう状況になりそうです。カンテのコンディションが早く上がってくれるのがベストなんですけどね。
内容はイマイチでしたが、リーグ戦、ACL決勝を優先させる状況の中で控えメンバーでアウェイで勝ち点を奪ってGL突破に可能性を残せたのは評価すべき点だと思います。ここから連戦が続きますが、総力戦で乗り切って良い形でメインとなるACL決勝に望めることを願ってます。まずは週末の名古屋戦に勝って更に勢いをつけて貰いましょう。