ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

比較

2013-09-07 21:46:54 | Weblog
今週末は、どこかに日帰りで遊びに行こうと思っていたのだが、
いままでで最悪なパターンで、土曜日なのに午後から会社で会議だった。

欲しがりません、勝つまでは。
みたいな気分になりつつも、あまり苦痛ではないのは、
会社のお金を使って、おそらく世界最高水準であろう人たちと、
一緒に仕事ができるからだ。

ただ、それが、日本の企業というのが、ちょっと惜しいと思うだけ。
せっかくだから中国のそういう企業と仕事がしたいけど、なかなか出会えない。

中国のエリートは、どこか非常に違うところにいて、
たぶん彼らと仕事をするには、動かしているお金のケタが違いすぎる。
日本のすごいところは、中小企業がすごいところで、
サービスの質が揃っているところだ。

そんなことを考えながら、5年前、10年前、15年前を思い出してみた。

まず15年前は、仕事に対する意欲はあったものの、空回りし過ぎだった。
ただ、20代なんて仕事に対する熱意と体力でなんとか乗り切るものだろうから、
それはそれでよかったと思う。

10年前は、とにかく仕事をしない上司にくさっていたころだ。
いまでもそういう上司は嫌いだし、
部下でもスキあらばセコく仕事をさぼろうとする人は嫌いなので、
まあ、性格的にしょうがないと思う。

5年前は、今と同じくらい土日も働いていたけれど、
どんどん磨り減って行った。
いまのように、楽しくなかったのは、
きっと、他人に対するご奉公だけだったからだろう。
そんななかでも、いろいろと学ばせてもらったことはあるのだけど、
知的好奇心はまったく満足しなかったので、いまと比べると差が大きい。

ただ、一貫して、同僚とは比較的なかよくなれたのが救いだ。
そして類は友を呼ぶ。

昨晩は、妙に零戦の話で盛り上がってしまった。