ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

生気

2013-09-26 00:47:07 | Weblog
私は、怒ってんだよっ!(我很生気!)

先日、中国の取引先の担当に対し、電話口で怒鳴ったのだが、
けっこう社内のいろんな人に聞こえていたらしい、ということがわかった。

いや~、日本ではなかなか単刀直入にそんなこと言わないですよね~。

日本人の同僚からも、ニヤニヤ笑って言われた。
中国語で怒鳴ったのだが、ちゃんと聞き取れていたらしい。

まあ、そういうニュアンスというのは、
仮に、まったくわからない外国語であっても伝わるものだ。

外に対して怒る、というのは、非常に有効で、
部下はある意味で私のことを重視するようになる。
理由は2つあって、
・もし困ったことがあったら、かばってくれる。
・あの勢いで怒られたら面倒だから、言うことを聞いておこう。
と、なるわけだ。

要は、ちゃんと向き合ってまっせ、という態度を見せると、
近い人ほど、なめてこないわけだけど、
いま付き合っている取引先の担当のボンボン上海人だけは、どうもダメだ。

きっとお互いに、そのうち黄浦江に沈めてやる、と、思っていることだろう。

正直言って、ここまで思い切りケンカをしなければならない中国人に対し、
疲れるとも言えるし、
発散できているだけマシとも言える。

日本のお役所や銀行、大企業は、もっとめんどくさい。
自分たちがつくったルールを守れと他に強要するわりには、
まっさきにそのルールを反古にしてくる。
しかも、架空の権威をふりかざしてくるから、めんどくさい。

根本的には中共のやりかたと、ほとんど差がないと思う。
日本にも、こういうイヤなやつらがいるおかげで、
中共というか中国人と張り合う余地があるのだろうと、
自分を説得してみるけど。