ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

端午節小旅行 その6 諸葛八卦村

2012-06-26 02:04:48 | Weblog
金華駅で上海まで帰る新幹線のチケットを買おうと思ったら、すべて売り切れ。
さすが三連休と言うべきか。
はたまた人口が多すぎと言うべきか。
とにかく、愕然としつつも、快速の硬座で帰ることになった。

気合いの昼食。



とはいえ、列車の駅の前にある食堂。
机がきれいなのが、嬉しかった。

その後、蘭渓までバスで移動して、そこからタクシーを飛ばして諸葛八卦村へ。
諸葛孔明の子孫の村と言っているけど、直系じゃないだろう。
でも、中国人はそんなことを気にしない。

村の周囲には蓮畑。
藻のようなものを収穫しているおばさん。今晩のおかず?



畦道で、鶏がナルキッソスになっていた。



さ、いよいよ村に入る。
どこまでも孔明さんにあやかる気らしい。



それにしても建物は見事だ。



おお、いらした。



村のおばあちゃんは、赤ちゃん用の靴下を編んで売っていた。



有名な塀の前で、おしりの割れたズボンをはいた赤ちゃんとお父さん。
そして、赤ちゃんに何かを食べさせようとしているお母さん。



ずっと続いて来た営みって、いいなあ。
これが諸葛村でなくても、いい光景だ。

なんとなく、諸葛村には猫にいてほしい気がしていた。



有名な太極の池。
水が入っていないほうを補修するときは、なるべく景観を損ねないようにとお願いしたい。
ぜひとも!



「武」「忠」の文字を見て、血が騒ぐ。



諸葛孔明と血がつながってるって、いったいどんな気持ちなんだろうなあ。



まあるくて、やわらかい福が訪れそうだ。



結構広い。

  

「せっかち」という名がつけられた花。



苦丁茶の木。
はじめて見た。そして蜀のあった地方に思いを馳せる。



なぜか庭園の中に鹿が。
血を飲むのだろうか。



一気に動物園のにおいが充満した。散策を続ける。



観光地でも、観光客が飲み食いしていても、池で洗濯をするお母さんたち。



ああ、お土産屋さんには、やはりこれだよね。孔明さんの扇。



一瞬買おうかと思ったけれど、むかし我が家にあったことを思い出し、
そしてそれが、ほこりをかぶっていたこともついでに思い出したので、やめた。
まったく、ファン心理につけ込むんだから!

それにしても、いい村だ。

 

階段が多くて、年寄りには少し辛そうだけど、おかげで足腰がしっかりしている人が多そう。



なぜか剥製が飾られている建物。



民家を隠し撮り。



諸葛の一族はやはり優秀な人が多かったらしく、進士もたくさん排出しているみたいだ。



おじいさんが干していた百合の花びら。花茶をつくるのだとか。



これまた、にゃんこ。



この対聯は、グッときますな。



軒先にいろいろとぶらさがっている。



魔除けの木の枝、ふと気がついてみたら、
私のアパートの周囲の人も窓に飾っていた。
上海でも生きてるおまじないだ。

諸葛八卦村を観光した後、蘭渓→金華と戻る。
蘭渓行きのバスターミナルの駅名は「諸葛」。

そういえば、武義でバスのチケットを買う時、
「諸葛駅は、諸葛八卦村のことですか?」と質問したら、
売り場の人が「違う、離れてるよ」と言っていたので、直行にしなかったのだった。

まあ、金華で列車のチケットを買うという用事があったからいいのだけど、
このへんの不確か情報は、相変わらずだ。


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