6月22日(金)、昼過ぎから雨。
夕方からは寧波市内に戻り、郊外の阿育王寺へ。
『地球の歩き方』に市内から2kmとあったので、気軽に行けると思ったのだが、正しくは12kmだった。
ケタがひとつ脱字。
タクシーでも1時間かかる距離なので、みなさんご注意を。
立派な正門。
中国は、どこもピカピカにするんだけど、雨が降ると床がすべるんだよなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ae/8886ac1bbd95bc10468efa3eb3527fc6.jpg)
閉門は17時30分となっていたのに、17時で、もう門が閉まっている。
「あちゃ~、入れないか~」と思って、チケット売り場の窓をたたいても、応答なし。
しかし、横にある「出口」が無防備に開いている。
ということで、たまたま居合わせた中国人と一緒に「入っちゃえ!」と、入ってしまうことにした。
少しわくわくする彫刻。チベットっぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ad/5fe3a14d5a18f374f18d75d48271d4e9.jpg)
が、お堂がほとんど閉まっている。
しょうがないので、扉から中をのぞいてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3d/554b1770ac038de2a9198123c525cfce.jpg)
閉門間際なので参拝客も少なく、しかもお坊さんはみなフレンドリーで、
いろいろと話しかけられた。
「どこから来たの?」「日本だよ」「うそだ~、冗談はなしだよ~」。
やはりここでも、日本人であるとなかなか信じてもらえない。
それにしても、お坊さん、訛ってる!
中国人には言うだけ無駄だと思うな。
「ここは禅堂です、静かにしてください」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/3f/c4c3e55e4805b76462d264fe74c85c2f.jpg)
雨のお寺も、またいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3d/83061b1306d7884ec4b54b5754005a6e.jpg)
灰の片付けをしているお坊さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/33/da8fa97bcbf633f7f235db94d1d47202.jpg)
この後、このお坊さんにも話しかけられた。
どうやら抗日戦争ドラマの印象が強いらしく、日本語と言って、
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ばか」「ばかやろー」と言われた。
そして「ばか」と「ばかやろー」の違いはあるのか?と。
いやいや、お坊さんが覚えなくていい単語ですから。
閉門に伴い、帰り道を急いでいるのかと思ったら、修業をしているらしき僧侶たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c2/e71286cf071425391a28904c10572f5a.jpg)
なにやら問答をしながら、ぐるぐると塔のまわりを歩いていた。
真面目に修業しているって、すばらしいなあ。
ちなみに、参拝客はすでに私たち以外はいなかったので、
観光用のパフォーマンスではない、と思う。
その後お寺を後にし、混み混みの路線バスに乗って、市内まで戻る。
バス停の前の道路標識には、はっきりと寧波市内まで12kmと書かれていた。
「ちょっといいものを食べよう」ということで、シャングリラホテルへ。
黄魚の湯葉巻きは、非常においしかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/71/abfc1953c384c66f29d1589a5e3552c2.jpg)
で、6月23日(土)朝から雨の中、タクシーで天王寺へ。
道元が修業した寺だけど、たしか『正法眼蔵』の中で、あまりほめていなかった印象があったので、
どんな寺かと思って行ったら、ぼったくり観光地みたいな雰囲気だった。
もしかしたら、8時半ごろ到着したので、
朝が早すぎて、観光客がまだ少なかったせいもあるのかもしれない。
とはいえ、帰り用に待っててもらったタクシーの運転手さんに「ここ、ひどい!」と言ったら、
「地元でも評判悪いよ~」と言われたので、たぶん、そうなんだろうと思う。
天台山の国清寺、阿育王寺と比較的雰囲気のいいお寺が続いていたので、
ショックもひとしおだった。
とはいえ、とりあえず、せっかく来たから駆け足で見て回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/05/47882731086537b366f61c32d734600c.jpg)
お坊さんは、我関せず系なんだけど、いろいろ管理系で働いているおばちゃんがうるさい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/13/daf075d8a6135e8656c804d63b4f750c.jpg)
でも、裏まできれいに整備されているから、ちゃんとしてるんだとも思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/af/870c8e8cc0e5e673cbec4dcd2214804f.jpg)
静かに坐禅をしているお坊さんがいらした。
なんだか救われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e1/c1a229ad672dc5bcf07f49773c36bd9a.jpg)
まあ、このお寺はさらり、と。
次に、寧波市内の天一閣に行った。
明の時代につくられた個人用の書庫だとか。
マージャンが展示されている建物の前の床は、牌だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/53/2d13354ab4065420458a14df030a959c.jpg)
建物の天井がけっこう好きだ。
ウズベキスタンで見た劇場の天井に似てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/cd/56c92014cafc738cee8db261b30ba112.jpg)
もし、これが自分の庭だったら、わくわくするだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f1/d3ef0cce3c8684889e97e40cad047138.jpg)
が、他人のものなので、あまり興味なし。
どうやら、観光地にはわくわくしなくなってしまったらしい。
夕方からは寧波市内に戻り、郊外の阿育王寺へ。
『地球の歩き方』に市内から2kmとあったので、気軽に行けると思ったのだが、正しくは12kmだった。
ケタがひとつ脱字。
タクシーでも1時間かかる距離なので、みなさんご注意を。
立派な正門。
中国は、どこもピカピカにするんだけど、雨が降ると床がすべるんだよなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/ae/8886ac1bbd95bc10468efa3eb3527fc6.jpg)
閉門は17時30分となっていたのに、17時で、もう門が閉まっている。
「あちゃ~、入れないか~」と思って、チケット売り場の窓をたたいても、応答なし。
しかし、横にある「出口」が無防備に開いている。
ということで、たまたま居合わせた中国人と一緒に「入っちゃえ!」と、入ってしまうことにした。
少しわくわくする彫刻。チベットっぽい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/ad/5fe3a14d5a18f374f18d75d48271d4e9.jpg)
が、お堂がほとんど閉まっている。
しょうがないので、扉から中をのぞいてみた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/3d/554b1770ac038de2a9198123c525cfce.jpg)
閉門間際なので参拝客も少なく、しかもお坊さんはみなフレンドリーで、
いろいろと話しかけられた。
「どこから来たの?」「日本だよ」「うそだ~、冗談はなしだよ~」。
やはりここでも、日本人であるとなかなか信じてもらえない。
それにしても、お坊さん、訛ってる!
中国人には言うだけ無駄だと思うな。
「ここは禅堂です、静かにしてください」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/3f/c4c3e55e4805b76462d264fe74c85c2f.jpg)
雨のお寺も、またいい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/3d/83061b1306d7884ec4b54b5754005a6e.jpg)
灰の片付けをしているお坊さん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/33/da8fa97bcbf633f7f235db94d1d47202.jpg)
この後、このお坊さんにも話しかけられた。
どうやら抗日戦争ドラマの印象が強いらしく、日本語と言って、
「こんにちは」「さようなら」「ありがとう」「ばか」「ばかやろー」と言われた。
そして「ばか」と「ばかやろー」の違いはあるのか?と。
いやいや、お坊さんが覚えなくていい単語ですから。
閉門に伴い、帰り道を急いでいるのかと思ったら、修業をしているらしき僧侶たち。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c2/e71286cf071425391a28904c10572f5a.jpg)
なにやら問答をしながら、ぐるぐると塔のまわりを歩いていた。
真面目に修業しているって、すばらしいなあ。
ちなみに、参拝客はすでに私たち以外はいなかったので、
観光用のパフォーマンスではない、と思う。
その後お寺を後にし、混み混みの路線バスに乗って、市内まで戻る。
バス停の前の道路標識には、はっきりと寧波市内まで12kmと書かれていた。
「ちょっといいものを食べよう」ということで、シャングリラホテルへ。
黄魚の湯葉巻きは、非常においしかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/71/abfc1953c384c66f29d1589a5e3552c2.jpg)
で、6月23日(土)朝から雨の中、タクシーで天王寺へ。
道元が修業した寺だけど、たしか『正法眼蔵』の中で、あまりほめていなかった印象があったので、
どんな寺かと思って行ったら、ぼったくり観光地みたいな雰囲気だった。
もしかしたら、8時半ごろ到着したので、
朝が早すぎて、観光客がまだ少なかったせいもあるのかもしれない。
とはいえ、帰り用に待っててもらったタクシーの運転手さんに「ここ、ひどい!」と言ったら、
「地元でも評判悪いよ~」と言われたので、たぶん、そうなんだろうと思う。
天台山の国清寺、阿育王寺と比較的雰囲気のいいお寺が続いていたので、
ショックもひとしおだった。
とはいえ、とりあえず、せっかく来たから駆け足で見て回る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/05/47882731086537b366f61c32d734600c.jpg)
お坊さんは、我関せず系なんだけど、いろいろ管理系で働いているおばちゃんがうるさい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/11/3d76d2bda83fae1eea390dd5bd6d1026.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/13/daf075d8a6135e8656c804d63b4f750c.jpg)
でも、裏まできれいに整備されているから、ちゃんとしてるんだとも思う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/af/870c8e8cc0e5e673cbec4dcd2214804f.jpg)
静かに坐禅をしているお坊さんがいらした。
なんだか救われた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/e1/c1a229ad672dc5bcf07f49773c36bd9a.jpg)
まあ、このお寺はさらり、と。
次に、寧波市内の天一閣に行った。
明の時代につくられた個人用の書庫だとか。
マージャンが展示されている建物の前の床は、牌だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/53/2d13354ab4065420458a14df030a959c.jpg)
建物の天井がけっこう好きだ。
ウズベキスタンで見た劇場の天井に似てる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/cd/56c92014cafc738cee8db261b30ba112.jpg)
もし、これが自分の庭だったら、わくわくするだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f1/d3ef0cce3c8684889e97e40cad047138.jpg)
が、他人のものなので、あまり興味なし。
どうやら、観光地にはわくわくしなくなってしまったらしい。