コロナは、『私たちに急げ!』と告げている存在なのかもしれないなと考えてしまうことがあります。
何を急げ!と言っているのか?
例えば、稼ぐ力をつけよ!と。
ちなみに、稼ぐ力とは、
奪い取るといったニュアンスでは使ってはいません。
私は56歳ですが、
人生100年時代と言われる中、
80歳位まで元気で働けるのかなと考えた時、
必要とされて、求められて働くことができれば嬉しいと思うのですが、
では、どうしたらそうなるのかというと、
やはり「稼ぐ力」があるかどうかだと思います。
この稼ぐ力とは、
実績があって信用がある、そして相手にとっての解決力を持っている、
この2つがあって稼ぐ力と言えるのではないでしょうか。
実績があるからそれなりの信用がある。
しかし、どこで実績をつくるのか、
ここはもう一所懸命与えられた場でやるしかない、
特に若い時にもらった機会はあとあと利いてきますので、
依頼があったら信用づくりのために、
と思って取り組んでみることはとても大切だと経験からも言えることです。
機会に対しては、若い時に限らずに、
いくつになっても機会を頂戴したことに感謝し、
一所懸命取り組むことも大事だと人生の半ばを過ぎて思うところでもあります。
反面、なんでもかんでも機会をチャンスだと思い取り組むのではなく、
自分の価値観をしっかりともって取り組むことが誠実な対応であるとも感じます。
信用は、最初は、信頼からはじまり、
その信頼を元に、少しずつ少しずつ実績を積み、
やがてそれが信用となり、他からも声がかかる、そんな流れかと思います。
しかし、これから先、将来のことを考えますと、
過去の実績は実績で評価されることもありますが、
相手(依頼者)にとっては、その過去の実績だけで依頼するとは限りません。
なぜならば、
依頼者にとっての「課題」解決してもらいたいことがあるからです。
過去の実績=信用をベースにして、
相手の新たな課題の解決力があれば、そしてそれが相手に伝われば、
「お願いします」となるでしょう。
では、課題解決力はどうしたら身につくのか
これは、先天的なものではなくあとからでも身につくものでもあります。
戦略や思考などのフレームワークを駆使して
解決策を出していくこともあるでしょうが、
私は、如何に貢献できるか、お役に立てるか、
といった視点を持って取り組むことで、
課題解決力がつくと考えています。
それと粘りでしょうか。
これから20年30年後も充実した人生を送るためにも、
稼ぐ力が必要ですので、
これからもその力をつけていくためにも努力していきます。
そして、これは持論ですが、
どうやったら稼げるか?と人を品定めするような選択ではなく、
「貢献すること」を意識して、
自分の力を如何に発揮できるのか、いわば「この人のために」と思ってやる、
これが大事であり、大切にしていきたいと思っています。
それだけに、相手の価値観を大切にしていきたいと考えています。
稼ぐ力は、相手を狙ってのものではなく、
自分に起点がある、という話でした。
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