何が強みですか?
どんな力をもっていますか?
と尋ねられて、
コミュニケーション力があります。
マネジメント能力があります。
と抽象的なことは言えるが、
果たして相手のは如何に。
「もう少し詳しく聴かせてください」
と言われるような回答はできようでは
私56歳になるが、この年代での転職はかなり厳しい。
そういう私も、ズバリ、これが売りです!
と相手に響くような(求められるような)ものを
もっているかというと人の事を言えた義理ではない。
50代後半60代の方々のキャリア相談をしているが、
自分のキャリア(あえてここでは「売り」と言うが)
を上手く伝えられない方が多い。
何何をしてきた、といった過去は語れるが、
これからを語る力が弱いと感じる。
転職(雇用される立場)するならば、
転職先において成果を出すことができるかが問われる
20代であればポテンシャル採用もあるが
50代となれば成果が求められるは当然であり、
これまでの経験、見識、ネットワークなどを活かして
(転職先で)どんな成果を出すことができるのか
またどのようにして成果を出すことできるのか
と言ったことを伝える必要がある。
「何が強みですか?」
「どんな能力をお持ちですか?」
と訊かれて、
「コミュニケーション力です」ではなかなか通用しない。
だから、今のうちから
自分の売り(成果を出す能力)はどんなものか
出来るだけ具体的なものを回答できるようにしておいた方がいい。
そして、いざという時のために、
今の環境で「成果」とは何か?と自分に問いながら、
形にしていく過程を大事にすることをお勧めする、
身をもって感じていることなので。
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