豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

鎌倉(4)

2007年12月02日 | Weblog
遊覧バス「よしつね号」は、こんなバスでした。



「よしつね号」は、午前中の半日コース。江ノ島発~片瀬江ノ島~(七里ガ浜・稲村ケ崎経由)~鎌倉駅~長谷寺~高徳院の大仏~鎌倉宮~鶴岡八幡宮~建長寺~鎌倉駅到着という観光コースです。

私たちが乗車した日は、連休の中日。紅葉も季節ということもありかなりの人出でした。車は渋滞し、参道の歩みも日ごろより時間がかかり、満員御礼のバスの乗り降りも通常よりは時間が余計にかかる・・ということで、バスは予定時間をかなり過ぎて鎌倉駅に到着することになりそうでした。帰りの時間が迫る人は、途中の鶴岡八幡宮で下車して下さいということになり、数人が降りていかれました。次の建長寺でも下車希望を募られます。・・・・たしか、ビーバーさんは、北鎌倉を歩くのもいいよ・・とおっしゃっていたなあ。ということで、私たちは別に帰りの予定が迫っているわけではないのですが、建長寺でバスを降りることにしました。建長寺から北のあたりが北鎌倉と呼ばれる、季節の花で有名なお寺などが点在する地域なのだそうです。途中下車。これが意外とナイスな選択で・・。竜子が興味を示していた円覚寺も、建長寺からなら徒歩でいける距離です。

左:けんちん汁の発祥地だという建長寺の山門の額。6~7畳ほどもあるそうです。右は円覚寺の舎利殿。センター試験の暗記必須アイテム!?だそうです。



途中には、いろいろなお食事どころや喫茶店もあり、いずれのお店の前にも列ができていました。ガイドブックにも載っていた甘味処「三日月堂 花仙」もありましたので、入ってみることにしました。お店で待つこと10分。席について15分。やっと注文をお願いして30分。頂く時間が10分。鎌倉時間?まことにゆったりのんびりした接客に少々驚きましたが、出てきたくずきりや白玉ぜんざいはとっても美味しかったです。でも、先を急いでいる人にはちょっと向かないかなあ・・。


「花仙」から約20分。2メートル弱の歩道に溢れる人と車道に落ちそうになりながらすれ違いつつ辿りついた円覚寺でやっと紅葉に出会いました。


円覚寺の前がJR北鎌倉駅。そこから数分の乗車で鎌倉駅に到着します。鎌倉の駅前から続く小町通りを散策・・・のつもりが、人の波に飲まれてただただ流されて歩いていくだけとなりました。ぶたさん捜索も断念。カレーのお店「キャラウェイ」での行列。どんなカレーなのでしょう。途中で右に折れて、段葛の通りへ。



私は「鳩サブレー」が大好き。鎌倉に来たからには是非買って帰らなくては!
左は本店でしか売っていないグッズ、「鳩三郎」ストラップと「ハトカー」付きボールペン(ハトカーは、チョロキューのように走ります)。そして豊島屋の本店。



遊覧バス「よしつね号」のお陰で、短時間で広い範囲を巡ることが出来ました。片瀬江ノ島からの乗車も予想外の収穫。江ノ電の線路と海岸線も楽しめて大満足です。ただ、各地での時間が20分ずつというのはいささか気ぜわしい感じがしました。一通りざっと見ると駆け足でバスまで戻って行くということの繰り返しです。足腰がまだ大丈夫なうちはついていけますが、ゆっくりでないと歩けなくなる頃にはちょっと無理かなあ。
今までなんとも思わなかった観光バスのリズムと調子が合わなくなっている自分を発見しました。坂も多かったですしね。
今回は、ポイント確認の旅。出来れば、次回は花の季節などに合わせてじっくり時間の取れる旅をしてみたいです。ほんのさわりだけおさらいしただけのこの度の鎌倉の旅(・・というより事前研修かな)でした。鎌倉駅の反対側にあるというスタバ@鎌倉バージョンの確認もしたかったのですが、時間切れとなったのも心残りです。
帰りは藤沢まで江の電で。すでに夕暮れを過ぎていたので海の様子は見ることが出来ませんでしたが、江ノ島にともる灯りが綺麗でした。


【追記】
ちょっと遅めの昼食はこちらで。小町通りを入ってすぐのお店です。


接客もさりげないけどてきぱき。お席も2テーブルずつの小部屋だったりととても落ち着いた感じのいいお店でした。出てくるのも早かったし!でも、ちゃんと熱々で美味しかった!お蕎麦は白めであっさりと上品なお味。私は茗荷蕎麦の冷たいのを選びましたが、親子丼セットはお蕎麦が数種類選べます。親子丼もゆるふわの卵がとろとろ~。