豚も杓子も。

私にすれば上出来じゃん!と開き直って、日々新たに生活しています。

たどりついたのね

2007年12月27日 | Weblog
何か目に見えない不思議な縁で回りまわって私の元に届いたもの。
特に意識しなくても、自分の周囲のものはすべてそうだともいえますが、特にこれは・・というものもあります。


小学生の頃に読んで以来大好きなお話、佐藤さとるさんの「だれも知らない小さな国」。この本の以前のバージョンに関する記事が掲載されている雑誌がそれです。先月コンサートを見るためにこちらにやってきたみたぽんのもうひとつのお土産でした。
見覚えのある絵も懐かしい。でも、それ以上に挿絵画家さんが途中で交代されたいきさつが伺える対談が載っていたのがとても興味深かったです。長年の謎が解けたような気がしました。


この雑誌をみたぽんに託してくださった方は、その時期に交流があっただけの方なのだそうです。その出会いの場もいろんな偶然が重なった結果だったようでしたが、その方はまさにこの雑誌を私に届けるために現れて下さったようにも思えました。か細い糸がピンポイントでその方に行き当たったのでしょうか。本当にありがたいことです。どこのどなたか直接お礼を申し上げることはできませんが、とても喜んでおります。お世話になりました。
生涯で何人の人に出会うのか見当も付きませんが、目を止める以上の関係・・ことに密接に交わる人なんてそんなに多くはないでしょう。思いが伝わらないということは、日々嫌になるほど経験しますが、こうして人の思いを心に留めて糸電話のように繋いでくれた方達がいて、それが形となって帰ってくるということに出会えたのはとても嬉しいことでした。