宮城谷昌光全集に収められている列伝を一冊にまとめたもの。ちなみに全集は持っているので買う必要はなかったのだが、ついつい買ってしまった・・・

春秋時代の名臣20人を取り上げている。中にはすでに小説で登場した人物も多く含まれており、管仲や晏子なども含まれている。
戦国名臣列伝と比べると、人物の話よりも、まずその家がどういう素性かという説明が長く、それを読むだけでお腹いっぱいになってしまうところもある。どちらかというと、作者の小説の補足的な内容といえるかもしれない。また、戦国名臣列伝が、各編それぞれが短編小説的な綺麗なまとまり方をしているのに対し、こっちはちょっと物足りなさを感じる。
個人的には孫武が一番よかった。

春秋時代の名臣20人を取り上げている。中にはすでに小説で登場した人物も多く含まれており、管仲や晏子なども含まれている。
戦国名臣列伝と比べると、人物の話よりも、まずその家がどういう素性かという説明が長く、それを読むだけでお腹いっぱいになってしまうところもある。どちらかというと、作者の小説の補足的な内容といえるかもしれない。また、戦国名臣列伝が、各編それぞれが短編小説的な綺麗なまとまり方をしているのに対し、こっちはちょっと物足りなさを感じる。
個人的には孫武が一番よかった。