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【読書感想文】涼宮ハルヒの分裂

2007年04月03日 04時06分49秒 | 読書感想文
今回はずっとシリアスな展開。というか話が「驚愕」に続くので中途半端に終わってる。




『涼宮ハルヒの分裂』
作者:谷川流


ストーリー:
2年生に進級したキョンはまたもハルヒと同じクラスだった。文科系クラブの新入部員勧誘に参加したハルヒは文芸部の部員を勧誘すると見せかけ、SOS団の新入団員の勧誘を行った。が、適当に作った「長門ユキの逆襲 Episode00」の予告編を流すも誰も反応しない。そんな時、キョンは古泉から、最近閉鎖空間が頻繁に生じているという話を聞く。それも春休みの最終日の翌日からだった。
春休みの最終日、SOS団の集まりがあったのだが、集まる途中でキョンは佐々木という中学時代の同級生の女子と出会い、そのままSOS団の面々に彼女を紹介した。古泉いわく、ハルヒの精神不安定の原因はそこにあるそうだが、キョンにはその理由が理解できない。

ある土曜日、SOS団で不思議探索が行われることになった。いつもより早く集合場所に行くキョンは、再び佐々木と出会った。今回は佐々木の左右に、かつてみくる誘拐を実行した組織の女・橘京子と明らかに異質な雰囲気を放つ女・周防九曜が一緒だった。ただならぬ自体に緊張するキョンだが、そこにSOS団の面々が現れ事なきを得た。
そしてその夜、入浴中のキョンに電話がかかってきた・・・。


感想:
ネタばれになるが、ストーリーの続きはaパート、bパートの2通りの話が交互に続く。aパートはその後何事もなく話が進み、月曜日にSOS団の入部希望生徒が十数人訪れる話。bパートは翌日の日曜日に再び佐々木たちと会い、そこで橘京子からどんでもない話を聞かされ、かなり緊迫感のある話となっている。
で、bパートの最後は、月曜日に長門が熱を出して学校を休んだため、みんなで長門宅へ行くところで話が終わってる。
次作に続くため、これだけでは感想も書きづらいが、とりあえず今回はシリアスな展開。また九曜の存在が不気味で、喜緑さんも絡んでくる。どんな展開になるか正直想像つかないが、なんとなく話がクライマックスに向かっているような感じを受けた。でも2年生に進級したばっかだし、当分話しは続くと思うが。
ちなみにaパートの方は謎の電話と入団希望者の謎が残っており、こっちもどんな展開になるかわからないが、両方のパートが見事にマッチするような展開が希望かな。

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