

沢城は4年前に星龍会の星野会長殺害によって服役中のはずだった。
が、実は沢城が星野会長のところに赴いた時には別の刺客によって殺されていた。
それを海老名が証明したため釈放となったのだった。
以来、沢城は海老名の元暴集めを手伝っており、海老名も無名に近い自分より沢城の看板の方が集めやすいためWin-Winの関係を築いていた。
沢城から、頼み事があるからパスポートを用意して平安楼にこいと言われた春日がそのとおりにすると、ハワイに行ってくれと頼まれた。
実は春日の実母であり、荒川真澄がかつて愛した茜という女性は、氷川興産の刺客に殺されておらずフィリピンを経由してハワイに住んでいるという。
生前の荒川もその情報をつかみ、沢城を会いに行かせたのだが、茜本人が自分は死んだことにしてほしいと頼んできたため、荒川には事実を伝えなかった。
そのため荒川は茜が死んだと信じたまま死に、沢城は茜が変な動きをしないか監視する目的で細々と茜と手紙のやり取りをすると同時に実子である春日の情報は伝えていた。
そして茜の方から、春日に会いたいといってきたのだという。
春日にとっては実母かどうかは関係なく、ただ尊敬する荒川の愛した女性に会って荒川の遺灰を渡したいという一心でその頼みを引き受けた。
ハワイの空港に着陸し、降りようとしたとき車いすにのる三田村英二とい若い男と偶然知り合った春日は、空港でタクシーを捕まえてそのまま茜の家に向かうはずだった。
しかしタクシーの運転手エリック・トミザワは日本人をカモにする強盗で、人気のないところでタクシーを停めると銃を向けて金品を渡すよう要求してきた。
トミザワをあっさり制圧した春日はトミザワの機転であやうく警察に誤認逮捕されかけたが、春日を気にして追いかけてきた三田村が撮影した映像によって助けられる。
だが茜の住所が書かれた封筒はトミザワが飲み込んでしまっていた。そこで三田村が、撮影した動画に映っている封筒を解析すれば住所がわかるかもしれないと提案してくれたので彼の家に行くことに。
解析により無事に封筒に書かれた住所が解析できたが、そこにトミザワが山井豊というヤクザと、彼の手下たちとともに乗り込んできた。
彼らを退けた春日は翌日、三田村に別れを告げ茜の家を訪れた。

この章は前半で横浜全域を移動できるようになったこと以外特筆することはないのですが、多少でもレベル上げをしておきたいなら中華街や浜北公園でLvの高い敵を相手にできます。
ハワイ到着後はほぼイベントの一本道になっていて、ホノルルシティを歩けるのは次章から。
山井戦はサポート役の三田村がバフや回復をしてくれるため、それほど苦戦はしないと思います。部屋の家具を使えば範囲攻撃もできます。
山井は冷気属性が弱点ですが、勇者に冷気属性の極技はないのでアイテムを使うか、素直に通常攻撃(Loveマジックで購入した武器なら麻痺を付与できる)で倒しましょう。
スジモン図鑑が始まりますが、コンプリートは当分先なので気にする必要はないです。

回想シーンで流れる荒川のムービーがすごいです。本作のムービーで一番お気に入りですね。
氷川興産の組長は荒川に拷問をかけられるも死ぬまで屈しなかったのは驚きです。にも拘わらず組長の名前はでないという…。
春日のピンチを救った三田村ですが、春日が乗ったタクシーの運転手が怪しいからつけてきたって…そこまでするか普通?というのが率直な感想。
そういえばスジモン図鑑ですが、「7」ではコンプリート報酬で龍の瞳がもらえましたが今作ではないのかな?
章タイトルの「異邦人」は文字通りハワイに訪れた春日のことでしょうかね。
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