赤いルバーブのほたる農園たつの

赤いルバーブ7品種!これが「ほたる農園たつの」の主力作物です。

遮光軟化用グラスキンズ・ルバーブに遮光用囲い施設

2017-12-05 19:12:46 | ルバーブ・グラスキンズパーペチュアル
グラスキンズパーペチュアルルバーブのうち、

遮光すると綺麗に発色する個体を選抜して、

一畝に整列!させてありますが今日は、

畔波板で囲いを施設しました。

クリスマス頃までにもみ殻をたっぷり投入し、

春を待つことに・・・。






グラスキンズパーペチュアル・ルバーブの選抜・伐根

2017-11-28 20:14:53 | ルバーブ・グラスキンズパーペチュアル
種を蒔いて育成しているグラスキンズパーペチュアル・ルバーブ。

当然のことながら様々な色合いの個体が出現していることは、

何回も記事にしてきました。

様々な色合いと言っても残念ながら、

茎が純赤色になる個体は出現してくれませんでした。

夏の期間、各株の特性が分かるよう目印棒を立てて選別してきました。

茎が赤と緑の混色なのは著しく商品性が劣る(売れない、自家用でも使いたくない)など、

全株をこのまま栽培し続けることは難しいので、

思い切って次の2特性の個体(株)だけを残し他は全部抜き取り処分しました。

ツルハシを振り回してのこの作業はきつかった~

昨日と今日二日がかり!

*遮光・軟化栽培すると真っ赤な茎が生成される個体
(暗室栽培ルバーブ)
・・・16株

全株を一度にテストするわけにはいきませんから、

この特定に3年を要しました!




*茎全体が緑色の個体
・・・8株




黄緑色の綺麗なジャムやスープが出来るからです。




上の画像、左側一列が遮光赤化ルバーブの畝・・全部で16株
     右側の列が、緑一色茎のルバーブ・・全部で8株

圃場のあちこちに分散していたのを、移植しなおして整理整頓でした!


処分対象になった株は抜き取って、画像右上のブルーシートの下に囲ってあります。

何故、囲ったか?

ルバーブには獣が寄ってこない!

ご近所の畑の周囲に獣除けに移植するためです。
















緑色系のジャムができるルバーブの選抜

2017-08-06 18:47:46 | ルバーブ・グラスキンズパーペチュアル
5月7日「グラスキンパーペチュアルズ・ルバーブの緑茎種」

の後日談でもあります。



種を蒔いて育成したルバーブは基本的に、

緑茎系のルバーブになると別稿でのべました。

茎の下部が赤、中上部が緑になるというルバーブ共通の特性の結果これを、

ジャムやスープなどに加工すると色がこげ茶色っぽくなってしまいます。

「ほたる農園たつの」の近辺にも、

種をまいて育成したルバーブを栽培されている方が数名いらっしゃいますが、

”色が気持ち悪い!”との理由から殆んどの方が畑の隅に放置しています。

中には「こんなもの!」足で蹴飛ばしている勇者もいらしゃるらしい。


ほたる農園ではグラスキンルバーブの他に、

ビクトリアルバーブ(世界で最もポピュラーな品種)、

シャンパンルバーブの種を蒔いて育成していますが、

茎が緑色でも緑色のジャムを作出することはできていません。

世界には数十種のルバーブが品種改良で誕生しているらしいから、

あくまでほたる農園の栽培品種の範囲内での結論ですが、

緑茎のルバーブをお求めならグラスキン!です。

以下の「但し!」が冒頭の記事の追補です。

種をまいて育成したグラスキンルバーブはご多聞に漏れず、

赤色の強い個体から緑色の強い個体まで様々な個体が出現しています。


下の画像は確かに茎全体は緑色ですが茎元に強い発色がある個体です。

これをジャム加工してみましたが、

きれいな色のジャムにはなりませんでした。

結論としてこの株は廃棄対象!です。

(実際は別の用途を検討中ですが・・)




次の画像は茎元まできれいな緑色の個体です。

こういう個体が育成した株の約四分の一出現しています。




この個体(株)でジャム加工したのが次の画像です。

どうです!この色!

きれいな黄緑色です。

味も申し分なし!


個人的にはグラスキンルバーブの味が最も好みです。

こんなこと言っちゃうと不味いか?

家族にも大好評です。



この個体を徹底的に選抜、株分けして、

ほたる農園の主力にしようと思っていますが難関は、

緑茎というと頭から敬遠されてしまっていることです。

直売に出しても売れない!

ジャムの色がきたない!というイメージが定着しきっています。

多くの人に楽しんでもらいたいのですが・・・


今日の最高気温は33℃、さすがの私もビビッて屋内避難。

お蔭で?ちょっと纏まったブログ記事をアップできました。

苦あれば楽あり!か。








グラスキンルバーブを大量収穫中

2017-07-28 20:43:43 | ルバーブ・グラスキンズパーペチュアル
グラスキンズパーペチュアル・ルバーブの収穫期間は遅くも8月中までです。

9月以降になると殆んどの茎に中空(ス入り)が形成され、

使い物にならなくなります。

グラスキンルバーブは種蒔きし育成しましたから、

個体間の茎の色合いの差が出ています。

大別すると、次の2系統です。

一番多い株は茎元三分の一程が赤、上部三分の二ほどが緑のものです。



栽培株数の約半数弱は茎全体が緑色のものです。



このグラスキンズルバーブの厄介なのは日本では、

緑茎のルバーブは商業的には殆んど売れない!

日本では、赤と緑が混色のルバーブが広く流布しており、

これをそのままジャム加工すると、

ジャムの色がこげ茶色様になってしまい嫌われてしまうのです。

それにレシピがジャムに偏重しており、

タルトとかのお菓子系の利用が少ない事も影響しているのでしょう。

お菓子系に利用する場合、色はあまり関係なくなりますから・・・。


さて、前置きはともかく、個人的にはこのルバーブを大いに気に入っています。

味!

売れないからといって、

収穫期間を過ぎて圃場でス入りさせてしまうのは勿体ないし、

晩秋から冬期間の利用に備えて茎をカットして冷凍保存しています。

冷凍庫が満杯になりそう!



こちらは茎全体が緑色のものをジャム加工しました。

画像写りの関係で実際はもうちょっと黄緑っぽい感じかな~

でも、こういう色も綺麗でしょう!

これが中々売れないんだから・・・残念至極!

どうやって認知度を高めるか?



こちらは、赤、緑混色の茎の赤色部分をカットしてジャム加工しました。

鮮紅色という訳にはいかないけど結構、

綺麗な色じゃないですか!



当ブログをご訪問くださったブロガーさんの中で、

赤、緑混色のルバーブ茎を入手し一括、

ジャム加工などされている方がいらっしゃったら、

それはご法度!です。










グラスキンズパーペチュアル・ルバーブの緑茎種

2017-05-07 11:54:44 | ルバーブ・グラスキンズパーペチュアル
緑茎のルバーブをお求めならグラスキン!

選抜したものを除けば多くの緑茎ルバーブの茎下十数センチは赤色なのが一般的です。

「ほたる農園たつの」では、種を蒔いてグラスキンルバーブを育成しましたが、

グラスキンズパーペチュアルの場合、茎元の赤が極めて薄く、

茎全体が緑一色の個体が多く得られていますので、

緑茎種はしっかり選抜の対象にし育成しています。

ルバーブと言えば多くの場合赤茎が人気ですが、

緑茎のルバーブを所望するお客さんも結構いらっしゃいます。

「味覚の緑、見栄の赤」
という人もいるそうです。

ほたる農園のお客さんの中にも2~3キロ単位でお求めいただいている方もいます。