インターネット上のルバーブ解説サイトでは、
ルバーブはアブラ虫、うどんこ病程度で比較的病虫害の心配の少ない作物と紹介されています。
事実、昨年は、全く病害虫被害ゼロで済んできましたから今年も、
多少の異変はあってもそのうち収まる程度に受け止め見過ごしてきました。
*ルバーブの茎がまだら模様に傷ついている(次の画像)
*株元が白い粉を吹いて腐ったようになっているなどの異変に気づいていなかったわけではないが、
ルバーブなどレアな作物は、病虫害の情報が極端に少なく、対処策を思いつかず、
ダラダラと放置してきたというのが本当のところ。
遅ればせながら、一株一株掻き分けて観察すると何と!7割くらいの株に異変が生じているではないか!
慌てて、インターネットを駆使して本気で検索しまくったら病名を特定できた!
立枯病!
もっと早く本気になるべきだった


今では、いつ頃からこの病害が生じ始めたかさえ不明。
病名は分かっても「病原菌は土壌中で繁殖」するそうだから困った。
対処策は「土壌消毒」が望ましいそうだ。
でもね~、
約1キロも離れた2つの圃場(ビクトリアルバーブ圃場とでグラスキンルバーブ圃場)で同時被害を受けていることを考えると、
長雨が原因の空気感染かもしれないし、土壌消毒など不可能だ。
更に困ったことに、レアな作物ゆえに、
国内販売の殺菌剤農薬の適用病害虫表に、
ルバーブ(及び立枯病)の記載が見つからないことです。
このことも、インターネットで検索しまくったら、
幾つかの薬剤を組み合わせて、輪番でしようすることが提案されていたので、
試してみることにします。
*ベンレート水和剤+ダコニール
*トップジンM水和剤+オーソサイド水和剤
幸いなことに、クリムゾンチェリー・ルバーブやシャンパーニュルバーブなど輸入根株には、
病害の兆候は見られるが大事ではなさそうで対策が、
何とか間に合いそうです。