過去記事をチェックしたところ、
グラスキンズルバーブについて、
投稿記事がないことに気づきました。
このルバーブは3年前、
イギリスThomson Morgan社から輸入した
種を蒔いて育苗したものです。
第三圃場で約50株育成してきましたが思い切って今秋(11月末)、
選抜作業を徹底しました。
今まで、あちこち記事にしてきたと記憶していますが、
種から育成したルバーブは「親の形質を受け継がない」というルバーブの一般的特性に加えて、
グラスキンルバーブの場合特に、
「いろいろの色合いのものが出現する」という品種特性なのだそうです。
実際、今春、遮光栽培をしましたが、
*遮光しても赤色に発症せず緑茎のままの株
*発色はしたが、薄いピンク色の株
*きれいな赤色に発色した株
*柊元は赤に発色するが、上部は緑
など、実に様々な色合いの株のデパートでしたね。
夏の期間中も、綺麗な緑と遮光で赤になる株以外は、
極力抜根してきましたが、株分け、移植の適期の冬季のこのほど、
きれいな赤色に発色した株の株分け更に不良株の抜き取り作業をしました。
次の画像のポール(ちょっと分かりにくい)を立てているところが、
株の特性を表示した目印棒。
一番左側の畝には、1メートル間隔(緑色の支柱)で株分け苗を定植してあります。
最後は、おまけですが、抜き取ったルバーブの残骸。
株分けすれば1株から10株位取れます。
この株、野天の放置しておいても、
来春まで生きていて使えます。
物凄い生命力!