赤いルバーブのほたる農園たつの

赤いルバーブ7品種!これが「ほたる農園たつの」の主力作物です。

シャンパン・ルバーブの株分け

2019-11-30 20:17:38 | ルバーブ・シャンパン
5年前に輸入したルバーブ7品種のうち唯一、
株分けをしてなかったシャンパン・ルバーブの株分けをしました。

株分けの方法は、シャンパン・ルバーブに限らず、
すべてのルバーブ共通です。
早春の発芽直後に株分けすることも可能ですが私は晩秋から初冬派です。

株分けは相変わらずかなり荒っぽい作業です、そして重労働。
株の周りをツルハシで掘り下ろし根を露出させます。
ツルハシを根の底部に打ち込み、ツルハシを梃に思いっきりほりあげます。
この時、地中深く伸びている直根などがバリバリと切断されますがお構いなしです。
根が切断されないよう根の周りを広く深く掘り下げ、
長い根をきれいに温存する方もいますが・・・・・。
根を温存するには重機がないと不可能です。
私は逆をいっています。







露出した根はスコップ(スコップでなくともいいけど)で切断し、
根かい部を丸坊主状態にします。







こうして掘り上げた根株を、
スコップまたはバールを使用して上から任意の大きさに切断します。
株分けです。

切断面や根を切った切断面に草木灰を塗り込み腐敗防止処置をします。




株分け片を、
あらかじめ掘っておいた植穴に置きます。
根を切断してないとこの植え穴をものすごく広く掘らなければならなくなります。




土を被せます。
被せる土の暑さは5センチ前後です。





2株のシャンパン・ルバーブが7株にふえました。





シャンパン・ルバーブの越冬対策

2017-11-27 19:49:31 | ルバーブ・シャンパン
フランスのグラニス社から仕入れの2株ですが、

付き合い方(利用の仕方)がよく分からず困惑しています。

草丈が1メートル余にもなり、大株ですが、

付き合い方が分からないので、

株分けすべきか?戸惑っています。

それに、二株の個性が異なっているのも困惑の原因です。

こちらの株は古葉が枯れ切らず青々した葉が残っています。

しかも、古葉を掻きとると、新芽、新詳が伸長し始めています。





こちらの株は、地上部がきれいに枯れて、

ご覧のとおり。



フランスで一番人気でこれでワインも作られているらしいし、

軟化(暗室)栽培ルバーブの主力品種だそうですから、

もう少し様子をみることにして・・・・。

株の周囲を溝掘りし、牛糞堆肥を施し、土寄せし、

春を待つことにしています。










シャンパン・ルバーブの収穫終了

2017-07-10 11:50:47 | ルバーブ・シャンパン
ルバーブには収穫可能期間というものがありその期間は、

品種ごとに違うということをご存じですか?


詳細は別記事投稿しますが、

シャンパンルバーブは5月~6月です。

ほんの短い期間しか収穫できません。

7月になると茎がスイリ(中空なる)してしまい、

使えなくなってしまいます。

遅ればせながらこのことに気づいたのはつい最近のことです。

しっかり大株に繁茂しているシャンパンルバーブを、

このまま放置して使えなくしてしまうのはもったいない。

株の養生を図るため半分ほどを残し全量を、

収穫しましたが既に半分ほどはスイリしてしまっていましたよ!

こちらは、茎全体が緑の株の茎。

自家用に使う予定ですが一度に使いきれません。

取り敢えずカットして、冷凍保存します。



こちらは、茎の四分の一程が発色している株の茎です。

発色部分をカットして、ジャム加工する予定です。

真っ赤なジャムが出来るはずです。

緑色の部分はカットして冷凍保存します。









シャンパンルバーブの今

2017-07-10 11:19:16 | ルバーブ・シャンパン
「ほたる農園たつの」で栽培中のシャンパンルバーブは2株。

根株を2株フランスから輸入したのですが、

二株の個性が違っており今後の利用の仕方をどうすればよいか、戸惑っています。

次の画像の手前2株がシャンパンルバーブですが・・



こちらは茎が太く、茎元四分の一程が赤い



こちらは細い茎がわんさか繁り、中ふとの茎が少し混じっています。

茎全体が緑で赤色部分はごくわずかです。

わんさか繁っていた細い茎を除去した後の画像です。



フランスで人気の品種なんだそうですが、

そもそもこのシャンパンルバーブは、

イギリス・ヨークシャー州で冬の屋内温室で軟化(暗室)栽培用に利用されている

そうですが、こんな装置栽培をほたる農園で採用しようもありませんから、

他のルバーブ同様普通の露地栽培で生茎を利用するしかなさそうです。







ルバーブ・シャンパンの品種解説

2017-04-11 16:46:53 | ルバーブ・シャンパン
Rhubarb CHAMPACNE


★ イギリスで古くから栽培されている品種で、

  グラスキンルバーブ同様物凄い成長力で、

  一年でかなりの大株になります。

  ほたる農園ではドイツ経由でフランスの種苗業者から2株を輸入し現在、

  株分け増殖中ですが、花が咲く品種ですので今年は採種し、

  選抜してみたいと思っています。

★ シャンパンルバーブ最大の特徴は、

  イギリスではForced Rhubarb(遮光軟化栽培ルバーブ)として、

  1月~3月頃に市場に出回る赤いルバーブに利用されているルバーブが、

  このシャンパンルバーブだということです。

  当ブログの2月14日「イギリスのルバーブ事情」をご参照ください。
  アンダーラインの箇所をクリックするとリンクできます。 

 「ほたる農園たつの」でもこれにならって、

  シャンパンルバーブを遮光軟化させて4月草々には

  販売開始しようと目論んでいます。

★ 甘味系ルバーブです。

  ジャム、パイ、ワイン、パンなどにむいているとされています。

  ジャムはきれいな透き通ったピンク色になります。

  とても上品でマイルド!