
彼に最初に会った時の第一声は
「すまん!今日は俺やねん!」
病棟に行ってると流石に顔馴染みの患者が出てくるもので
彼は私自身、一番印象的な患者でした。
担当する病棟は私を含めて3人が担当してて
そのうちの1人が美人で、彼もかなりのお気に入り。
自分が退院する日はその人に来て貰いたいと常日頃から言ってました。
が、そうそう都合良い事が起こらず
私が担当の日に、退院となったので何だか申し訳ない。
そんな感じで、第一声は謝罪でした。
私が初めて病棟にあがったときも対応したことがあって
その時の第一印象は最悪というか何だか嫌われている感じ。
まあ、彼からすれば部外者が乗り込んできた的な印象だったのだろうけど、
何回か会ううちに彼の態度が変わってきたのが凄く印象的。
ふとしたことから横の病室にいる患者の怒りを買って
看護師長や私の上司まで巻き込んで謝罪なんてことがあったときは
彼はわざわざナースステーションまで来てくれて
「s_maeさんは悪くないよ。きちんと仕事してたのに!」と言ってくれたのは
本当に救われた気がした。
彼は本当に色々考えさせてくれた患者の一人でもあって
医者とは違い処方権の無い僕らは本当に無力だったりします。
患者が痛いと言ってもすぐに痛み止めを出せない。
結局は医師への伝達手段の1つにしか過ぎず、
目の前にある痛みの訴えについてすぐ対処できないことに
虚しさを感じたりしてます。
ともあれ今日は彼の卒業。
馴染みであろう患者へ挨拶行脚してたのはすごく印象的でした。
病院なんで、またの来院をお待ちしております!ってのは言えない。
むし2度と来るんじゃねーぞが良かったのか…
「すまん!今日は俺やねん!」
病棟に行ってると流石に顔馴染みの患者が出てくるもので
彼は私自身、一番印象的な患者でした。
担当する病棟は私を含めて3人が担当してて
そのうちの1人が美人で、彼もかなりのお気に入り。
自分が退院する日はその人に来て貰いたいと常日頃から言ってました。
が、そうそう都合良い事が起こらず
私が担当の日に、退院となったので何だか申し訳ない。
そんな感じで、第一声は謝罪でした。
私が初めて病棟にあがったときも対応したことがあって
その時の第一印象は最悪というか何だか嫌われている感じ。
まあ、彼からすれば部外者が乗り込んできた的な印象だったのだろうけど、
何回か会ううちに彼の態度が変わってきたのが凄く印象的。
ふとしたことから横の病室にいる患者の怒りを買って
看護師長や私の上司まで巻き込んで謝罪なんてことがあったときは
彼はわざわざナースステーションまで来てくれて
「s_maeさんは悪くないよ。きちんと仕事してたのに!」と言ってくれたのは
本当に救われた気がした。
彼は本当に色々考えさせてくれた患者の一人でもあって
医者とは違い処方権の無い僕らは本当に無力だったりします。
患者が痛いと言ってもすぐに痛み止めを出せない。
結局は医師への伝達手段の1つにしか過ぎず、
目の前にある痛みの訴えについてすぐ対処できないことに
虚しさを感じたりしてます。
ともあれ今日は彼の卒業。
馴染みであろう患者へ挨拶行脚してたのはすごく印象的でした。
病院なんで、またの来院をお待ちしております!ってのは言えない。
むし2度と来るんじゃねーぞが良かったのか…
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