マイナンバーカード 現場は混乱するだろう

2022年10月15日 16時03分32秒 | + プラス
マイナンバーカードを巡る一連の話題。
紐づけされると言われているのはこんな感じ


個人的には保険証や診察券の紐づけはいずれは必要となると思うので
ひとまず賛成ではあるんですが、現場はかなり混乱するのは目に見えています。
歯科の受付している嫁さんが心配しているのは
マイナカード持っている人と持っていない人両方の対応をする必要が出てくる
だから業務が増えるとい感じ。まあそうでしょうね。

この中でもう1つ気になるのがお薬手帳との紐づけ
これは薬剤師として放っておけない話題です。
業務が楽になるのかどうか?

お薬手帳の電子化は一応されていますが、ハッキリ言って仕様は糞です。
例えばスマホのアプリでも沢山出てきます。

でもこれは、仕様がバラバラで同じアプリが無いと見れなかったりかなり不便です。
入院患者がどんな薬を飲んでるか、調べようにも結局こっちがは手書きで写しとったり
最悪の場合は画面を自分のスマホで撮影させてもらうなど、原始的手法が一番手っ取り早いということが起こっています。

ただマイナカードと紐づけされてくれれば、お薬手帳の様式も一緒だろうから
入院してきた時点で患者の情報が取れていれば、カルテにも反映されている。
そういう風になっているだろうなぁと思っているのですが
現実は甘くないでしょうね。外来係や入院係の人の仕事が増えるといのは
やはり目に見えています。

文明開化の過渡期のようなものと解釈して、皆が納得してくれれば良いのですが…

河野デジタル大臣「マイナカード電子証明書のスマホ搭載は2023年5月に」、健康保険証の廃止予定も(Impress Watch) - Yahoo!ニュース
河野太郎デジタル大臣は13日に記者会見を行い、マイナンバーカード電子証明書のスマートフォンへの搭載について、Androidスマートフォンでのサービスを2023年5月11日に開始することを明らかにした。iPhoneでのサービスについては、決まり次第案内される。
 また、2024年度秋に、現行の健康保険証の廃止を目指すことも明らかにされた。健康保険証とマイナンバーカードの一体化に向けて取り組みが進められる。
 河野大臣は会見の冒頭で、「デジタル社会を作っていくうえで、マイナンバーカードはいわばパスポートのような役割を果たすことになる」と発言。マイナンバーカードについては、取得利用の加速に向けた取り組みが進められている。
 マイナンバーカードの電子証明書がスマートフォンに搭載されることにより、オンラインでの各種申請やマイナポータルへのログインなどが、スマートフォン一台で行えるようになる。河野大臣は「今、システム構築を実施している」としたうえで、Androidスマートフォンによるサービスの開始時期について、2023年5月11日になるとした。
 「iPhoneでのサービスはどうなるのか」という質問に対しては、「今ご報告できるのはAndroid搭載のスマートフォンのみ。それ以外については、決まり次第お知らせする」と回答した。
■ マイナンバーカードと、健康保険証や運転免許証の一体化
 また、マイナンバーカードと健康保険証の一体化に向けた取り組みとして、カードの様式の見直しなどを検討したうえで、2024年度秋に現在の健康保険証の廃止を目指す。
 河野大臣はこの取り組みについて、「細部にわたり、きめ細かく環境を整備する必要がある」とコメント。「医療のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を考えたとき、マイナンバーカードをはじめとした基盤整備は必要になってくる」としつつも、関係者の理解が得られるよう丁寧に取り組む必要があると語った。
 マイナンバーカードと運転免許証の一体化についても、2024年度末の予定時期を前倒しできないか、検討が進められているという。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« “未”当直明け飯:真手打ちうど... | トップ | 22/10/9-16週間ダイジェスト »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

+ プラス」カテゴリの最新記事