縄文 VS 弥生

2005年08月21日 18時24分21秒 | ふらふらり
縄文 VS 弥生
こんなポスターが駅前に張られていて気になって仕方がない。
さっそく、上野公園・国立科学博物館に行ってきました。
で、あまりゴチャゴチャ書いても読んでもらえないと思うので
面白そうなものを前半に持ってきいます。

「縄文顔」?「弥生顔」?あなたはどっち?   
                  縄文顔        弥生顔
1、顔の形は?         四角 ○        長細い丸
2、まゆげの間(眉間)は?  盛り上がってる○  平べったい
3、鼻の高さは?        高い          低い○
4、眉毛、まつ毛は濃い?  濃い ○       薄い
5、目の大きさは?      大きい        小さい ○
6、まぶたは?         ふたえ        ひとえ ○
7、耳たぶは?         大きい ○      小さい
8、歯の大きさは?      小さい ○       大きい 
9、唇の形は?         大きく、厚い ○   小さく薄い

○がついているのが私。
どちらかといえば私は縄文顔よりらしいです。

縄文人=狩猟生活で文明らしい文明がない
弥生人=農耕生活で豊か、文明がある。
って習ったけど、実際には農耕生活は縄文から始まっているようです。
もちろん狩猟が中心の生活だろうけど。

博物館では縄文人VS弥生人ってことで
“姿と形”“食生活”“装飾と美”などのテーマで
対比していましたが、それよりも私が気になったのは
縄文人と弥生人の時代の境目。

国民の歴史

産経新聞ニュースサービス



によると
「弥生人」は「弥生人」という考古学的な名称であって、
実際には瀬戸内や四国の縄文人が変化してきた人々を
「弥生人」って呼んでもいいのではないか?


ということです。これは弥生人=大陸からの渡来人なんだけど
島国である日本に民族大移動みたいにドカドカと人がやって
来たのか?って疑問があるからです。
航海技術もあって大陸と日本を行き来はできるだろうけど、
弥生人が縄文人にとって代わって活躍するほどのものかは謎だ。

しかし博物館によると
狩猟採集生活を続ける限り人口の増加率はかなり低く押さえられる。
しかし農耕社会では一般的に高い人口増加の可能性を秘めている。
例えば土着民が100人住んでいるところに
10人程度の渡来人(水田耕作農耕民)が来たとすると
彼らの増加率が年1.3%であれば、わずか300年程度で土着民を圧倒して、
この地域の人工比の八割を占める程度に増える。


言葉は悪いけど繁殖力では弥生人>縄文人のようだ。
だけど弥生人が一時代を築きあげるのには
縄文人が何らかの関わりがあったのは間違いない。
縄文文化という高い文化を築いていたからこそ
渡来人の文化を受け入れて弥生文化になったのだという説もある。
そういう意味では縄文人、弥生人っていう境目はないのかも知れない。
歴史なんて新たな発見があるたびにコロコロ見解が代わるけど
変わるからこそ面白いよな~
歳とって爺になったら歴史を勉強しようかな。
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