民間療法って効くのか？

癌は民間療法じゃあ治らない。って以前大学の授業で習った。
色んな宗教染みた団体や、研究科達が癌に効くって薬を販売しているが、
おそらくインチキと見直してもいいと思う。
そもそも、これだけ情報が氾濫している社会だ、
もし本当に癌に効く薬や民間療法があったら世の中が放っておくハズがない。

とえいあえず、癌の話は置いておいて
じゃあ、あの真○元とかインチキ臭いものに人は騙されるか？
会社の研修で面白い話を聞いた。

そもそも、人が病気をしたりすると病状には悪化と改善の波を繰り返す。
まあ、健康な時だって調子の良い日、悪い日があるんだし
これには納得だと思う。でも、これが問題。
ここに病気に効くっていう健康食品があったとしよう。

図のＡさんの様に偶然、健康食品を摂ったあと悪化のサイクルに入った場合。
大抵は「やっぱり健康食品は駄目ねぇ」って放置されるのが関の山らしい。
が、逆にＢさんのように摂取した後に改善のサイクルに入ったらどうなるか？
「あーこの食品は最高」って広まるとのことである。
健康食品の広告で、
「○○で△△が治った！消えた！」
の類で出てくる人は、偶然食品を取ったあと改善のサイクルに入った
ラッキーマンだそうだ。
もしくは、治ったり、消えたりするのは医師の誤診の可能性が高いとのことである。
もしくはプラセボなのに効果が出た可能性が高い。

プラセボ：偽薬【ぎやく】〔「擬薬」とも書く〕
乳糖など生理作用のない物質で製した薬。薬効を持った薬の飲む人と薬効を持たない薬を飲む人の２グループにわけて、医薬品が薬効を持っているかを比較するために使われる。

プラセボの効果を侮っててはならない。
試験をしてみると、本当に症状が改善していく人もいるらしい。
そう考えると、民間療法は「効く」ってイメージを与えて
それが、患者さんに自信と免疫力をアップさせて
効果を発揮するのかもしれない。

じゃあ・・・民間療法が気休め程度ってことを知ってしまった
このblogを読んだ方は民間療法が効かないってイメージを持ってしまい
損をしたことになるのかな？