職場近くで集団食中毒が発生しました。
事の詳細は新聞記事に任せるとして、この日は当直。
結論から言えば、薬剤部はそれほど忙しくありませんでした。
が、集団食中毒の発生をしった時の緊張感は半端ないものでした。
当直医、自らが輸液をERに大量にもってきて!って言ってこられて
輸液と消毒用アルコールを持っていくとERはまるで野戦病院のような状態。
患者にはトリアージが付けられてて、それだけでも異様な光景
入院患者には運び入れた輸液とは別の大量の輸液処方が出て、
軽傷の患者には内服処方が出て外来帰宅。
処方が出たらすぐさま調剤して、ずっと臨戦態勢でした。
仕事としてはアッサリしてたのだけど、
「187人の患者を受け入れる」って聞いたときは、本当に真っ青。
事務方の偉い人も病院に駆けつけて指示を出してたし、
災害対策用のトランシーバーが配布されるし、
深夜帯は閉めている外来を開放して、患者の受け入れ態勢を敷いているし
本当に不安でたまらなかった。
私らは私らでとりあえず、親しい先輩に相談して所属長に現状を報告。
何かがあればまた連絡ってことで、不測の事態に備えました。
ERでTV観た?情報が何もない!って聞いてTVを付けたり
ネットを見たけど、本当に何の情報もありませんでした。
その時のFacebookがコレ↓
4時くらいに現場に派遣された医師が帰ってきて自体は収束。
後で聞いたのだけど、派遣先でトリアージを行ってたみたいなんで
幸いなことに軽傷の患者が多かったのかな?
一番大変なのは患者さん。
その次に大変だったのは現場の医師と看護師だったんだけど
ず~と臨戦態勢で気を張ってたから本当に疲れた。
コメディカルの人等は皆、そうだったんじゃないかな?
何度も言うように、今回の当直は結論から言えば
ちょっと輸液と外来が多い当直だったけど、
私、個人としては非日常的な当直でした。
ほんま疲れた!
孤立の宇治・炭山で80~90人食中毒 府南部豪雨
京都府南部豪雨で孤立状態の宇治市炭山地区で15日夜、少なくとも住民56人が食中毒とみられる症状を訴え、同市や京都市の5病院で治療を受けたと宇治市が16日に発表した。市は80~90人の規模になるとみている。入院中の住民もいるが、いずれも快方に向かっている。市は15日にヘリコプターで運んだ支援物質のおにぎりが原因の可能性があるとみて食べないように呼び掛けている。
症状を訴えている住民は16日午前6時半現在、7~70歳の男女で、うち28人は自力で病院に向かい、残りは救急搬送された。
市災害対策本部によると、15日午後1時すぎからヘリコプターでおにぎりやパン、ペットボトルの飲料水を運んだ。住民が支給されたおにぎりを食べた後、同日午後8時半ごろから嘔吐(おうと)や腹痛など食中毒症状を訴える通報が相次いだという。
市の説明では、おにぎりは15日午前、市内のスーパーや食品小売店、パン製造会社の3カ所から購入。ヘリでの運搬までは冷房の効いた室内で保管していたが、その後は常温の状態だったという。15日は宇治市など府南部に食中毒注意報が発令されていた。
災害対策本部は「共通した食べ物でこういう事態を起こし申し訳ない。今後は食品の安全性に注意したい」としている。
炭山地区には120世帯約330人が居住。14日の豪雨で道路が土砂崩れなどで通れなくなり、市はヘリコプターで支援物資を運んでいた。
府によると京都医療センター(伏見区)の災害派遣医療チーム(DMAT)が16日に同地区に入り、医師1人を含む3人のチームが住民の診察や医療需要の把握にあたっている。
事の詳細は新聞記事に任せるとして、この日は当直。
結論から言えば、薬剤部はそれほど忙しくありませんでした。
が、集団食中毒の発生をしった時の緊張感は半端ないものでした。
当直医、自らが輸液をERに大量にもってきて!って言ってこられて
輸液と消毒用アルコールを持っていくとERはまるで野戦病院のような状態。
患者にはトリアージが付けられてて、それだけでも異様な光景
入院患者には運び入れた輸液とは別の大量の輸液処方が出て、
軽傷の患者には内服処方が出て外来帰宅。
処方が出たらすぐさま調剤して、ずっと臨戦態勢でした。
仕事としてはアッサリしてたのだけど、
「187人の患者を受け入れる」って聞いたときは、本当に真っ青。
事務方の偉い人も病院に駆けつけて指示を出してたし、
災害対策用のトランシーバーが配布されるし、
深夜帯は閉めている外来を開放して、患者の受け入れ態勢を敷いているし
本当に不安でたまらなかった。
私らは私らでとりあえず、親しい先輩に相談して所属長に現状を報告。
何かがあればまた連絡ってことで、不測の事態に備えました。
ERでTV観た?情報が何もない!って聞いてTVを付けたり
ネットを見たけど、本当に何の情報もありませんでした。
その時のFacebookがコレ↓
4時くらいに現場に派遣された医師が帰ってきて自体は収束。
後で聞いたのだけど、派遣先でトリアージを行ってたみたいなんで
幸いなことに軽傷の患者が多かったのかな?
一番大変なのは患者さん。
その次に大変だったのは現場の医師と看護師だったんだけど
ず~と臨戦態勢で気を張ってたから本当に疲れた。
コメディカルの人等は皆、そうだったんじゃないかな?
何度も言うように、今回の当直は結論から言えば
ちょっと輸液と外来が多い当直だったけど、
私、個人としては非日常的な当直でした。
ほんま疲れた!
孤立の宇治・炭山で80~90人食中毒 府南部豪雨
京都府南部豪雨で孤立状態の宇治市炭山地区で15日夜、少なくとも住民56人が食中毒とみられる症状を訴え、同市や京都市の5病院で治療を受けたと宇治市が16日に発表した。市は80~90人の規模になるとみている。入院中の住民もいるが、いずれも快方に向かっている。市は15日にヘリコプターで運んだ支援物質のおにぎりが原因の可能性があるとみて食べないように呼び掛けている。
症状を訴えている住民は16日午前6時半現在、7~70歳の男女で、うち28人は自力で病院に向かい、残りは救急搬送された。
市災害対策本部によると、15日午後1時すぎからヘリコプターでおにぎりやパン、ペットボトルの飲料水を運んだ。住民が支給されたおにぎりを食べた後、同日午後8時半ごろから嘔吐(おうと)や腹痛など食中毒症状を訴える通報が相次いだという。
市の説明では、おにぎりは15日午前、市内のスーパーや食品小売店、パン製造会社の3カ所から購入。ヘリでの運搬までは冷房の効いた室内で保管していたが、その後は常温の状態だったという。15日は宇治市など府南部に食中毒注意報が発令されていた。
災害対策本部は「共通した食べ物でこういう事態を起こし申し訳ない。今後は食品の安全性に注意したい」としている。
炭山地区には120世帯約330人が居住。14日の豪雨で道路が土砂崩れなどで通れなくなり、市はヘリコプターで支援物資を運んでいた。
府によると京都医療センター(伏見区)の災害派遣医療チーム(DMAT)が16日に同地区に入り、医師1人を含む3人のチームが住民の診察や医療需要の把握にあたっている。
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