☆彡って浪漫だな

2005年07月04日 00時07分48秒 | 意見・物申す
『探査機の子機、彗星の核への衝突に成功』
この記事を読んだ時、アルマゲドン計画か何かと思いました。
つまり地球に隕石が落ちてきた時の為に
隕石に実際に核爆弾を打って破壊力の程を調べる、
核兵器が人類を救うなんて何て皮肉な!って考えてたんですが、
実際は彗星にTNT火薬約5トン分の衝撃を加えて
爆破させて中身を調べようという試み。
多分、飛び散った物質が放つ光か何かを測定して中身を調べるんだろうな。

しかしTNT火薬約5トン分の衝撃ってどんなものなのだろう?
広島長崎の原爆の威力は15キロトンと言われていることを考えると
威力はすごいけど、原爆程でないと考えられる。
どうせぶつけるならば、アルマゲドン計画も一緒に考えて欲しかった。
地球に巨大隕石が落ちてくる可能性は決してゼロでないんだし
ひっとしたら軌道を変えられたかもしれない。
軌道を変えるってことは、地球に落ちてくる隕石を破壊は無理だけど
逸らせることができるって証明になる。とか思うのは私だけだろうか?

さらに心配したのは(笑)
衝撃を与えることで、彗星の破片が地球に落ちてこないかってこと。
彗星が思いのほか柔らかかったり、すでに亀裂が入っていて
脆い状態なら、可能性は無くはない。
ある程度小さいものならば、地上に到達する前に消滅してしまうけど
ある程度、大きい隕石となってしまったら、どうしようもない。
海に落ちてくれるのを祈るばかりであろう。

なんて、彗星ひとつであれこれ考えてしまう私。
科学的なことから、空想の世界まで。
うーん、彗星って浪漫だ。

探査機の子機、彗星の核への衝突に成功 (朝日新聞) - goo ニュース
 米航空宇宙局(NASA)は米独立記念日の4日未明、彗星(すいせい)探査機ディープインパクトの子機をテンペル第1彗星の核に衝突させることに成功した。彗星核に史上初めて人工物体がぶつかった様子は、核から約500キロの宇宙空間を通過した親機が撮影し、NASAのジェット推進研究所(米カリフォルニア州)に届けてきた。
 1月に打ち上げられた同探査機は約4億3000万キロを飛行。前日に放出された銅製の子機(重さ372キロ、直径と長さは1メートル)が米東部夏時間4日午前1時52分(日本時間同日午後2時52分)、地球から約1億3000万キロの地点で縦14キロ、横4.6キロの大きさの核に時速3万7000キロで激突した。
 NASAのドン・ヨーマンス博士は「予想していた以上に劇的だった」と語った。親機は直後に核へ接近し、さらに観測を続けた。地上の望遠鏡でも、衝突後に彗星が明るくなった様子が観測された。
 しばしば美しい尾を引き、「ほうき星」とも呼ばれる彗星の本体である核には、太陽系が生まれた46億年前の惑星の原材料が閉じこめられている。彗星が太古の地球に生命の源である有機物を持ち込んだ、との説もある。このためデータの解析が進めば、太陽系の成り立ちや生命誕生の謎に迫ることができると期待されている。
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