内房のふらり旅に出かけました。最初は木更津市の太田山公園に寄ってみました。
★ランドマーク太田山公園(おおだやまこうえん):千葉県木更津市にある公園。太田山は標高44mで、山頂には剣の形をしたきみさらずタワーが立つ。また、山頂には古墳があったという伝承があるが、現存しない。公園面積は9.7万m2。
神代の頃東征の際に、日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの山から海を見つめながら、波間に身を投じた妃の弟橘姫を(おとたちばなひめ)偲び、永くこの地を去りかねたという悲しい伝説から、太田山は別名「恋の森」とも呼ばれています。
公園内に、細井魚袋の歌碑がありました。
歌碑の短歌は、「秋風をまなこにためて坐りけりしろくかわける石の上に我は」です。
公園からの眺望です。
千葉県忠霊塔、1954年(昭和29年)竣工(2009年5月2日撮影)
忠霊塔(ちゅうれいとう)とは、近代以降の日本において建造された、国家や君主ために忠義や忠誠をもって戦争に出兵し戦死した者の霊に対して、顕彰または称え続けることを象徴として表す塔である。
公園には猫兄さんがいて世話していました。
次は富津岬です。内房とは、千葉県南西部,房総丘陵の浦賀水道に面する海岸地方。一般に富津岬から館山市西端の洲崎(すのさき)にいたる海岸をいうそうです。風が強く海水が道路まで押し寄せていました。岬の展望台から陸地の方を見ています。海水の無い時の写真がありました。
富津岬展望台(明治百年記念展望台)
★ランドマーク富津岬:富津岬(ふっつみさき)は、千葉県富津市の小糸川河口付近から東京湾に面して南西方向に約5kmにわたって突き出した岬。
小糸川河口から岬の先端まで続く富津洲(ふっつす)と呼ばれる細長い砂州と、そこから磯根崎まで続く富津平野(ふっつへいや)と呼ばれる三角形の沖積平野から構成されるが、前者のみをもって「富津岬」と呼称する場合が多いそうです。
富津岬の空中写真。砂州の先端沖にある島は第一海堡。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。(ウイキペディアより)
突端まで行ってみました。
展望台からの景色です。
南に向かいました。
R127号線を南房方面へと下って行き、『JR内房線/佐貫町駅』に差し掛かろうかとするころに巨大な醤油樽が2つ並ぶ駐車場がありました。そこにちょっと寄ってみました。、その裏手には歴史を感じさせる宮醤油店がありました。
★玉サ醤油:有限会社宮醤油店:上総佐貫藩は譜代大名松平(能見)勝隆公の1万 5千石の城下町でした。富津市佐貫の城下町に天保五年(西暦1834年)の創業以来、170有余年。伝統の木桶と土蔵にすみついた無数の酵母が、鉄分の少ない良質の湧水とともに、味わい深い醤油を造り出してくれているそうです。
中尾見学させてくれるそうですが、寄らずに帰ってしまいました。こんな伝統的な絞り機を使っているようです。
我々の子どもの頃昭和30年くらいまでは、それぞでの農家で醤油を作っていました。冬場の農閑期には村で共同で持っている醤油絞り機で醤油を絞って、釜で煮詰めて樽詰めをしていました。
だいぶ夕暮れになってしまいましたが、内房の突端の洲崎灯台に到着しました。きみさらずタワーは登りませんでしたが、こちらは挑戦してみました。の登り道の社がありました。
庚申祈願の社です。
灯台の足元で撮りました。東京湾の眺めです。三浦半島でしょうか。富士山も見えます。
望遠で撮ってみました。
灯台の周りに菜の花やスイセンが咲いていました。
この後千倉に向かいました。