富岡八幡宮には何度か訪れていますが、今回は江戸名所図会めぐりとしてまとめてみました。
これは去年2016年に撮ったのものです。
現在鳥居と本殿は修理中でした。
。江戸名所図会より
右下の船着き場古地図にも載っています。昔は水路が人や物を運ぶ主な通行手段だった。
古地図錦絵です。[江都名所 深川富岡八幡]/ 広重
[江戸名所深川八幡の社 / 広重
図会でも長い参道になっています。
この絵の奥に二軒茶屋とありますがその左手に「いせや」さらに左手に「松本」と書いてある二つをさします。次の図会はこの茶屋のものです。二軒茶屋雪中遊宴之図
キャプション この地は江都東南の佳境にして、月に花に四時(しいじ)の勝趣多かる中に、取りわきて初雪の頃などには、都下の騒人ここにつどひ来つつ亭中の静閑を賞し、一杯を酌みかはしては酔興のあまり冬籠もる梅の木(こ)の本、秋ならば尾花苅りたき一夜 (ひとよ)の夢を結ぶもまた多かりぬべし。
平岩弓枝さんは、『御宿かわせみ』文庫巻22に所載の[蝦蟇の油売り]で、富岡八幡宮の境内には伊勢屋、松本の2軒の料理屋があったが、あるときの緊縮政策のとき、伊勢屋がつぶれたと。 書かれているようです。
江戸高名会亭尽深川八幡境内/歌川広重
二軒茶屋を描いたもののようです。
昨年撮った本殿です。
狛犬
大鳥居を入った左側には伊能忠敬の像がありました。
右側には大関力士碑
去年も今回も6月下旬でしたので、茅の輪が飾ってありました。
拝殿の右手奥に横綱の碑があります。
稀勢の里が刻まれています。今年の6月9日に横綱稀勢の里 刻名式が行われました。簡単に最後の刻名をしていましたが、かなり高いところにあります。
表側は懐かしい横綱が刻まれています。
安政4年正月の2日目の興行の取り組みの絵です。
古地図では三十三間堂を挟んで木場になっています。木場の角乗の碑もありました。
あたらしく木遣りの碑もできています。
八幡宮のHPより
稲荷以外はこの中に祀られているようです。
弁天池があります。
池の左手に稲荷神社狛犬が4頭いました。
こちらの手水石も古いようです。
七渡神社と粟島神社です。一の鳥居のところに庚申塔がありました。
神馬