リハビリを兼ねて自転車で周辺の紅葉を散策しました。いつもの猿江公園から出発して堅川の埋め立て公園を旧中川まで行き、中川を上流に向かい、荒川との分岐点まで行ってみました。旧中川に間珍しくアオサギがいました。コサギは名所江戸百景にも出ています。
ウイキペディアによると「旧中川は、1924年荒川放水路に注水を開始したことによって分断された中川の下流部分である。江戸時代には歌川広重の名所江戸百景「逆井の渡し」や江戸名所図会の「平井聖天」(燈明寺)、新編武藏風土記稿の「逆井渡船場図」などで、情緒豊かな川であったことが知られており、川沿いに史跡が残っている。
1945年3月10日の東京大空襲では、猛火を逃れようと川に入った3000人以上が犠牲となった。その犠牲者の慰霊のために、1999年に「旧中川灯籠流し」が始まり、以来毎年8月15日に行われている。平常時は、両端の水門を締め切って両端とも荒川へ排水しているため水は流れていないが、灯篭流しの時だけは木下川水門より取水し、荒川ロックゲート側から排水することにより水流を発生させ、灯篭が流れるように工夫している。」と書かれています。
。旧中川からのスカイツリーです。手前のあじさいは季節になればしっかり花を咲かせています。
途中の亀戸中央公園の紅葉が見えたので寄ってみました。直接行けば近いのですが、旧中川から遠回りして到着しました。
東京都公園協会のPHによると「この公園は、日立製作所の亀戸工場のあったところを買収し、整備したもので、A・B・Cの3地区に分かれています。A地区には、中央広場に時計塔やアスレチック風の木製遊具が設置され、子供たちの格好の遊び場になっています。
到着したB地区には、人工池、流れがあり周囲は芝生の憩いの広場となっています。C地区は、運動広場として整備され、多目的球技広場、テニスコートのほか児童コーナーがあり、ターザンロープ等の木製遊具は子供たちの人気を集めています。またこの公園は「サザンカの名所」として親しまれています。」と書かれていました。
40年前にこの近くのアパートに住んでいましたが、その頃はまだ工場が稼働していました。
人工池は水が流れていませんしたが、ベンチで一休みして庭園と広場の欅を撮りました。広場ではくつろいでいる人が多く居ました。ここのイチョウはちょうど見ごろになっています。
人工池の下流に向かっていくと、欅の中に楓も見えました。
少し進むと楓が数本紅葉していました。
こちらA地区からB地区に入ったところの欅ですがしっかり黄色に染まっています。
欅の下にさざんかが咲いています。さざんかはテニスコートなどのあるC地区にたくさん咲いているのですが、こちらにも数株ありました。赤やピンクのもがありました。
旧中川に戻ってもう少し上流に向かいました。
ここは北十間川(スカイツリーの前の流れている川)が先の旧中川と合流する地点です。
北十間川は、総延長3.24kmの荒川水系の一級河川であり、江戸時代初期に開削された運河です。隅田川と旧中川を結んでいます。左は墨田区、右は江東区で、区界となっています。
旧中川には野鳥がたくさんいました。アオサギは大きいので絶対撮ろうと狙います。
帰りは行とはちがう道を戻ってきました。これは墨田区の清掃工場です。
手前は野球場になっていますがもともと野球場のところに清掃工場は建てられました。すっかり様変わりしましたがここのところで40年ほど前に野球をしていました。全体で2時間ほどのツーリングでした。