ススキとオギを間違える。ススキと思っていたのにそれはオギだったということがあるというので、見分けて見ることにしました。
昨年のこの時期に荒川河川敷でススキなのか悩んだものがあったので行ってみました。その前に基礎知識として違いをネット調べてみました。一番分かりやすかったのは株の違いです。ススキはまとまった株から広がる荻は地下茎でつながって個々に伸びている
図解もありました。
これが見分けるのに役に立ちました。
★ススキ(薄)/イネ科/ススキ属/在来種 多年草 花期は7〜8月(資料によって時期は違う) 別名はオバナ(尾花)
★オギ(荻)/イネ科/ススキ属/在来種 多年草 花期は9〜10月
両者の主な違い
背が高くまとまっていませんので、荻原です。
いつものリハビリサイクリングのコースで回りました。
まず大島小松川公園です。
アメジストセージの花が咲いていました。
ここの花壇にはパンパスグラスの穂があります。
千本桜の出口のところにもありました。私はお化けススキと呼んでいますが、正式には
★パンパスグラス:は和名でシロガネヨシとも呼ばれます。原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大陸の草原(パンパス)。各国で観賞用に栽培され、日本には明治時代に入ってきたということです。
高さ2-3m程度と大きく成長し、細長い葉が根元から密生して伸びる。葉は縁が鋭い。
8-10月にかけて、垂直に立ち上がった茎に長さ50-70cmの羽毛のような花穂をつける。雄株と雌株があり、雄株の花穂は細長いのに対し、雌株は幅広く綿毛を持つ。色はややピンクがかった白銀色である。種類によっては矮性のものや、穂の色が紫色のものもある。ということです。
ス千本桜の所から荒川河川敷に降ります。さっそく荻の群生です。川の水辺に出るように刈られていたので川沿いに行ってみました。何か逃げるものがいました。カニさんです。お互いに驚いてしまいました。荻原と川の間の刈られたところにいました。結構何匹もいました。去年も今頃来て、どうもススキにしては背が高いなという程度でしたが、ススキと思っていました。
芒がどうとか書かれていますが、ルーペでもないとわからない?こちらは株がまとまっているのと色が少し茶色かかっているので、ススキですね。ピラカンサスはすっかり台風の風でやられて萎れていました。
私の影ですが、前にあるのはオギですね。
下流の荒川ロックゲートまで行ってみました。右側のところに白い荻と茶色のススキが隣り合わせで生えていました。
下りてみると中に入ってみました。こちらはススキです。白い穂は荻ですね。
台風一過で荒川の水も上流からの
濁った水と下流の海の水が混じっています。岸近くは澄んだ水、真ん中は濁った水が流れていました。
ここは旧中川が荒川との合流地点ですが、引き返して上流の合流地点に向かいました。途中で写真を撮りながら、荻原です。
穂がガマの穂を思い出させました。因幡の白ウサギはガマの穂だとちょっと痛いのでなないかとか穂で黒くなってしまうなんて話した人がいたので、この草を見た時にこれなら痛くないしなんて思って撮ってみました。
★金狗尾キンエノコロ:ねこじゃらしの名前でおなじみのエノコログサの仲間で、日当たりの良い野原などにごく普通に生えています。
夏の終わりから秋にかけて出てくる穂は、エノコログサによく似ていますが、毛は黄金色に輝きます。また、小穂(穂を構成する粒のような部分ひとつひとつ)をルーペで見ると、横しわが目立つのが特徴です。
穂の長さは5cm前後のものが多いですが、乾燥著しい場所などでは、2cmから3cm程度と短くなることもあります。また最近は、ホナガキンエノコロと呼ばれる、穂が10cm近くにも達する系統の株が増加傾向にあります。
総武線の鉄橋です。下り方面を見ています。
上流の旧中川が荒川で分断された地点まできました。対岸の水門からこちら側の旧中川に繋がっていました。
旧中川の河川敷きにいる白鷺です。なまけもののサギは釣り人がつるハゼを待っています。釣り人も鳥に餌をやるのを楽しみに釣っているようでした。持ちつ持たれずでいい中ですね。
千日草には蝶々が止まっていました。
土手に植えられた桜が相当数台風で倒れていました。
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