年度最初の訪問地は聖跡桜ヶ丘でした。ここは「耳をすませば」の舞台になった土地のようです。駅周辺は4月7日が桜祭りとのことでしたが、桜通りの花も持ちそうにありませんでした。雨の中ちょっと歩いてみました。小さな神社がありました。「九頭龍神社」と書いてありました。ご近所の皆さんが手入れをしているようで、箒が備えてありました。ここも桜が散り、お宮の前は一面真っ白でした。九頭龍神社は、日本全国に数多くありますが、それぞれの地域に共通していることは、洪水や干ばつにより地域の人々が苦しめられた歴史があるということです。その為、古来より各地で雨乞いの神、水除けの神として祀られているようです。関戸九頭龍神社は由来を「中世のある大洪水の折に、川上から九つの頭を持つ龍のようなものが流れ着き、それをご神体として祀ったのが始まり」とされています。国費による多摩川の河川改修工事のきっかけとなった明治40年、43年の水禍にも九頭龍神社は水没を免れたそうです。
訪問地の裏側にはしだれ桜が雨にもまけず、咲いていました。
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