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ギュル大統領がアメリカに米軍撤退後のイラクのテロを警告

2011年12月18日 | 国際
12月17日 ギュル大統領はアンカラを訪れたレオン・パネッタ米国防長官と会談、アメリカは軍を撤退させたが、イラクが自国内のテロ組織を始末しない限り、イラクの安定は進まないだろうと警告しました。

 Hurriyet
パネッタ米国防長官(左)とギュル大統領


パネッタ長官は、シリア、イラン、イラクを主とする中東問題に関して、トルコが果たしている役割に“多大の敬意”を表明しました。

15日、バグダードからアンカラに到着したパネッタ長官は、トルコ政府トップおよび軍幹部と、PKKとの闘争、イラクの将来、アラブ諸国の最近の動向、アフガニスタンの状況などについて徹底的に話し合いました。

 トルコにとって最大の問題であるPKKのテロとの戦いについては、アメリカの情報機関が今後も協力していくということです。

パネッタ長官はまた、トルコとイスラエルの関係の修復は、イラク、アフガニスタン、アラブの春の問題とともに、きわめて重要だと語りました。
「わが国はイスラエルを信じられなくなったのです。イスラエルは何をなすべきか、わかっているはずです」とギュル大統領。

アメリカとトルコはシリアのアルアサド大統領に圧力をかけつづけることで合意。パネッタ長官はシリアに関してトルコが果たしている役割を賞賛しました。


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