6月18日 有名なトルコ系ドイツ人の映画監督ファティフ・アクン(国際的にはファティー・アキン)さんが、「ハンブルグ・モルゲンポスト」の紙上で、トルコのギュル大統領に公開状を送り、ゲジ公園での警察の過剰な力の行使について訴えました。
Hurriyet
ファティフ・アクン監督は2004年のベルリン映画祭で、映画「Head-On」(邦題「愛より強く」)で金熊賞を受賞しています。
「私は良心を持つ人々に呼びかけます。暴力はやめなさい」とアクン監督はギュル大統領宛の公開状で訴えています。
2004年、ベルリン映画祭で映画「Head-On(愛より強く)で金熊賞を獲得したアクン監督は、6月15日に再開された警察の介入をギュル大統領は聞いていなかったと知り、何百人もの負傷者が出ていることを大統領は知らないのかもと考えて、この公開状を書いたと言っています。
警察が密閉された場所でペッパー・スプレーを使ったこと、負傷者を助けていた医師たちが“テロリスト”として拘束されたこと、警察のガス爆弾のカプセルが当たって14歳の子供が脳出血を起こしたことなどを、アクン監督は列挙しています。
「警察は何トンもの催涙ガスや水砲やゴム弾で、相手の見さかいなく攻撃している」とアクン監督は言っています。
「10年前、あなたと、あなたの党は基本的権利と自由のために戦いました。あなたはこの社会を最もよく知っている人ではありませんか?」
「あなたがシャツを着替えるように良心を捨てたとは思いたくありません。私は良心を持つ人々に呼びかけます。暴力は止めよう」
5月27日に始まったゲジ公園抗議運動は、警察の弾圧後、全国的な反政府抗議活動に変わりました。
2004年、ベルリン映画祭で映画「Head-On(愛より強く)で金熊賞を獲得したアクン監督は、6月15日に再開された警察の介入をギュル大統領は聞いていなかったと知り、何百人もの負傷者が出ていることを大統領は知らないのかもと考えて、この公開状を書いたと言っています。
警察が密閉された場所でペッパー・スプレーを使ったこと、負傷者を助けていた医師たちが“テロリスト”として拘束されたこと、警察のガス爆弾のカプセルが当たって14歳の子供が脳出血を起こしたことなどを、アクン監督は列挙しています。
「警察は何トンもの催涙ガスや水砲やゴム弾で、相手の見さかいなく攻撃している」とアクン監督は言っています。
「10年前、あなたと、あなたの党は基本的権利と自由のために戦いました。あなたはこの社会を最もよく知っている人ではありませんか?」
「あなたがシャツを着替えるように良心を捨てたとは思いたくありません。私は良心を持つ人々に呼びかけます。暴力は止めよう」
5月27日に始まったゲジ公園抗議運動は、警察の弾圧後、全国的な反政府抗議活動に変わりました。
「必要なら軍が踏み込むだろう」とアルンチ副首相
ビュレント・アルンチ副首相は警察をほとんど無条件で支持し、デモ隊の抗議は終わり、残る抗議者たちはまもなく警察に鎮圧されるだろうと言いました。
また、アルンチ副首相は、警察でじゅうぶんでなかったら、トルコ軍がその任につくだろうとも言いました。
また、アルンチ副首相は、警察でじゅうぶんでなかったら、トルコ軍がその任につくだろうとも言いました。
Hurriyet
「法に反する抗議があれば、われわれは止めなければなりません。この国には警察がある。警察で足りなければ憲兵隊があり、それで足りなかったら軍隊がある。これらの権限は法津にある」と、アルンチ副首相はTVインタビューで言いました。
「警察は権限を行使します。だれも文句を言うべきではない」とアルンチ副首相はライブ・ショーで言い、警察を批判する人は都市を破壊する人だと主張しました。
「デモ隊はゲジから出て行った。彼らは法を逸脱している。彼らはまもなく鎮圧され、責任ある人々に法的処置がとられるだろう」とアルンチ副首相は言い、さらなる警察の介入をほのめかしました。
一方、ムアムメル・ギュレル内相は、街頭デモの鎮圧のために憲兵隊の助力はあるかという質問に、軍の助力は求められていないと答えました。
法律的には憲兵隊は軍と異なり、内務省の管轄下になるそうです。
内務相はまた、治安部隊の一部である憲兵隊を使うことはまったく正常なことだと言いました。
「警察は権限を行使します。だれも文句を言うべきではない」とアルンチ副首相はライブ・ショーで言い、警察を批判する人は都市を破壊する人だと主張しました。
「デモ隊はゲジから出て行った。彼らは法を逸脱している。彼らはまもなく鎮圧され、責任ある人々に法的処置がとられるだろう」とアルンチ副首相は言い、さらなる警察の介入をほのめかしました。
一方、ムアムメル・ギュレル内相は、街頭デモの鎮圧のために憲兵隊の助力はあるかという質問に、軍の助力は求められていないと答えました。
法律的には憲兵隊は軍と異なり、内務省の管轄下になるそうです。
内務相はまた、治安部隊の一部である憲兵隊を使うことはまったく正常なことだと言いました。
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