7月18日 エルドアン大統領は、7月15日のクーデター後、アメリカに住む宗教学者フェトフラー・ギュレンの引き渡しをアメリカに要請しています。
Hurriyet
「私はアメリカ大統領に電話して、ペンシルヴァニアに住むあの人物(ギュレン)を引き渡すよう言っている」とエルドアン大統領は、イスタンブルの自宅の前に集まった群衆に語りました。「両国が戦略的な模範的パートナーなら、どうぞ貴国のパートナーの要請に応えていただきたい」と大統領は言いました。
大統領はまた、アメリカがギュレンをトルコに引き渡したら、多くのことが変わるだろうと言いました。大統領は「今回のクーデターの試みは“軍内部の少数派”から起こったものだ」とも言いました。「彼らは軍内部のガンのようなものだ。いま、このガンは除去している」
大統領はまた、アメリカがギュレンをトルコに引き渡したら、多くのことが変わるだろうと言いました。大統領は「今回のクーデターの試みは“軍内部の少数派”から起こったものだ」とも言いました。「彼らは軍内部のガンのようなものだ。いま、このガンは除去している」
クーデターに関しては4政党が結束
7月16日午後、国会総会が特別会議を開き、4党がクーデターを非難し、民主主義の脅威に対する結束を強調する共同宣言を発表しました。
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イスマイル・カフラマン国会議長の下に開かれた総会は、まれに見る結束を示しました。4党の党首も議員も、こぞって軍のクーデターを非難しました。「犯人は厳罰に処されるだろう」と,カフラマン議長は会議の冒頭で言いました。
現政権・公正発展党(AKP)、最大野党・共和人民党(CHP),愛国者運動党(MHP),人民民主党(HDP)の4党の共同宣言が、議長スピーチの後、読みあげられました。ビナリ・ユルドゥルム首相は「確固たるスタンスに立つエルドアン大統領に感謝する。各政党と議員諸氏に感謝する。わが国の警察に敬意を表する・・・わが国を愛するトルコ軍当局に感謝する。朝まで祈りを呼びかけ、声明を発したイマームたちに感謝する。そして兄弟であり友である国民に感謝する」と言いました。
「わが国の国会は、1920年4月23日以来の困難な一夜を過ごした」と首相は、トルコ国会の設立された日に触れて言いました。「1980年9月の軍のクーデターのときでも、国会が砲撃されるようなことはなかった」
CHPのケマル・クルチュダルオール党首は、トルコ共和国が“痛みと血と涙”によって設立されたことからスピーチを始めました。「クーデターはわが共和国とその歴史に対する明らかな攻撃だった。しかし、わが国には変えられない憲法がある。民主主義の擁護、法の優先性、世俗主義が、われわれすべての義務である」と言い、民主主義に対する攻撃を非難しました。
MHPのデヴリュト・バフチェリ党首は全国の市民に感謝し、「国民の意志が公然と攻撃された」と言いました。HDPを代表してイドリス・バルケン氏は、クーデターを起こした反乱軍を非難し、「軍にも、官僚にも、市民にも、クーデターを起こす合法的理由はない」と言いました。
現政権・公正発展党(AKP)、最大野党・共和人民党(CHP),愛国者運動党(MHP),人民民主党(HDP)の4党の共同宣言が、議長スピーチの後、読みあげられました。ビナリ・ユルドゥルム首相は「確固たるスタンスに立つエルドアン大統領に感謝する。各政党と議員諸氏に感謝する。わが国の警察に敬意を表する・・・わが国を愛するトルコ軍当局に感謝する。朝まで祈りを呼びかけ、声明を発したイマームたちに感謝する。そして兄弟であり友である国民に感謝する」と言いました。
「わが国の国会は、1920年4月23日以来の困難な一夜を過ごした」と首相は、トルコ国会の設立された日に触れて言いました。「1980年9月の軍のクーデターのときでも、国会が砲撃されるようなことはなかった」
CHPのケマル・クルチュダルオール党首は、トルコ共和国が“痛みと血と涙”によって設立されたことからスピーチを始めました。「クーデターはわが共和国とその歴史に対する明らかな攻撃だった。しかし、わが国には変えられない憲法がある。民主主義の擁護、法の優先性、世俗主義が、われわれすべての義務である」と言い、民主主義に対する攻撃を非難しました。
MHPのデヴリュト・バフチェリ党首は全国の市民に感謝し、「国民の意志が公然と攻撃された」と言いました。HDPを代表してイドリス・バルケン氏は、クーデターを起こした反乱軍を非難し、「軍にも、官僚にも、市民にも、クーデターを起こす合法的理由はない」と言いました。
「政府は野党と死刑の再導入を検討する」エルドアン大統領
7月15日のクーデター後、「政府は死刑の再導入について野党と討議する」と、エルドアン大統領が明言しました。
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「政府は(死刑について)野党と討議します。私たちは、政府として、国家として、皆さんの要請があることを知っています」と、エルドアン大統領は、7月17日、イスタンブル・クスクル地区の自宅の前で、集まった群衆に語りました。
ヌマン・クルトゥルムシュ副首相も、民放CNNトルコで、「政治は社会的感性に鈍感であってはならない」と言い、クーデター以後、死刑の問題について、“共有の要請”があると付け加えました。
ヌマン・クルトゥルムシュ副首相も、民放CNNトルコで、「政治は社会的感性に鈍感であってはならない」と言い、クーデター以後、死刑の問題について、“共有の要請”があると付け加えました。
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