トルコのトピックス

トルコの新しい話題をご紹介しています

三菱電機がトルコに新しい工場をオープンした

2017年12月12日 | 国内
12月14日 12日、三菱電機が、三菱電機エアコン・システム工業トルコ共同出資会社の新しい工場をオープンすると発表しました。

Hurriyet

同社は声明を出し、エーゲ海地方マニサに新設した工場は、トルコとヨーロッパでの、エアコンと冷蔵庫のビジネス拡大の力になるだろうと言っています。トルコとヨーロッパでは、ルーム・エアコンの需要の増加が期待されます。同社は2021年3月までに、室内・屋外ユニット50万セットの年間生産を目標にしています。

同社はまた、2021年までに、少なくとも400人の職を生み出すことも目標にしています。ヨーロッパでは三菱電機のエアコンと冷蔵庫ビジネスが着実に拡大しており、トルコ国内でも経済成長と人口増加によって需要の増加が期待されると、同社は言っています。

「新しい工場は、地方分散を加速し、柔軟な供給チェーンを確保するのに、重要な役割を演じると期待されている。変動する需要に応じられ、トルコとヨーロッパの地方市場の特殊性や環境上の必要に合わせられる供給チェーンが必要」と声明書は言っています。


干ばつによって、ダムからセルジュク時代のイン(宿屋)が現れた

 816年昔のセルジュク時代のイン(宿屋)の廃墟が、アルトゥナパ・ダムの水中から出てきました。このダムはコンヤ県に飲料水を提供しています。

 Hurriyet

アルトゥナパ・ダムは降雨量が減ったため、水位が下がり、長く忘れられていたセルジュクのインが出現しました。アルトゥナパ・ダムは1950年代に、メラム川に建設されましたが、操業が始まると、セルジュクのインは水中に没しました。そのインが干ばつのため、昨年、現れたのです。

ネジメッティン・エルバカン大学・美術史科のアフメト・チャイジュ教授は、アルトゥナパ・インはセルジュク時代の最古の建造物のひとつであり、何百年も使用されてきた建物だと言いました。

「インは、最初は安全を守るために建てられたのでしょう。その後、客を迎え、商人宿として使われたのでしょう。ぜひ修復しなければなりません」とチャイジュ教授は言っています。


2200万台の車がトルコの道路を走っている

トルコ統計局のデータによると、トルコで登録された車の数が、10月、2200万台を超えたそうです。

 Hurriyet

10月、新旧モデルの車11万743台が登録されました。同月、乗用車が全車両の54%を占め、小型トラックが16.4%を占めました。全体で、乗用車は全車両の58.8%を占め、小型トラックが17.3%、単車が12.6%、トラクターが7.2%、トラック、ミニバス、バスが4.1%でした。

10月、車両の登録数は、前月以来、28%も増加しています。


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トルコはネタニヤフのエルドアンに対する発言を批判

2017年12月12日 | 国際
12月13日 トルコ大統領府のイブラヒム・カルン報道官が、12月10日、イスラエルのベンジャミン・ネタニヤフ首相のエルドアン大統領に対する発言を批判しました。エルドアン大統領はエルサレムに対するアメリカの決定に強く反発しています。

 Hurriyet

カルン報道官は声明で、イスラエルはトルコとその大統領を攻撃するより、パレスチナ領の占拠を止めるべきだと言いました。「既成事実をつくることによって、われわれの祈りの場であるエルサレムが、占拠している国の首都になると思っているとしたら時間の無駄だ」とカルン報道官は言いました。

エルドアン大統領がイスラエルを“子供たちを殺す国”と言ったのに対して、ネタニヤフ大統領は反撃に出ました。エルドアン大統領は12月10日、子供たちを殺す国家の道徳心に、エルサレムをまかせるわけにはいかないと言いました。これに対し、ネタニヤフ大統領はすぐに応じました。

「自国内のクルドの村人たちを爆撃し、ジャーナリストを投獄し、国際的制裁を受けているイランを助け、ガザでテロリストを助け、無辜の人々を殺しているリーダーから、道徳について教えられたくない。彼はわれわれに説教できる人物ではない」と、ネタニヤフ大統領は言いました。

これに対しカルン報道官は、国際法を無視し、何百年もパレスチナの領土だった土地を占領し、組織的に国連の決議に違反しているイスラエルは、まず自分の責任をとらなければならないと言いました。「イスラエルは何千人もの無辜のパレスチナ人を殺し、パレスチナの土地を野外牢獄に変え、人々に罪の意識を押しつけている」

「世界の他の国々と同様、トルコ共和国も、権利と法とパレスチナの抑圧されている人々を支持しつづける」とカルン報道官は言いました。


歩行者を守るための“立体横断歩道”がアイドゥンに出現

 南部アイドゥン県で、不注意なドライバーから歩行者を守るために、道路に“立体横断歩道”が描かれました。

 Hurriyet

横断歩道が描かれたのは、アイドゥン県エフェレル地区のヒュリエット大通りです。同県では、これが有効だったら、県内各地で実行するそうです。ドライバーは“立体横断歩道”による視覚的錯覚によって、スピードを落とすだろうと、アイドゥンのオズレム・チェルチオール市長は言っています。

「歩行者の安全は、私たちにとって非常に重要です。多くのドライバーたちが横断歩道で減速せず、歩行者を危険な目にあわせています」とチェルチオール市長は言いました。彼女は最大野党・共和人民党(CHP)の党員です。この歩道は、ドライバーに歩行者の安全について自覚を促すのが目的だと、市長は言っています。

「この歩道によって、ドライバーたちは歩行者の横断に、より注意するようになるでしょう。“立体横断歩道”は子供たちの安全を優先して、まず学校の近くに描きます」と、チェルチオール市長は言いました。トルコ全国で、毎年、約7500人が道路上の事故でなくなっています。


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