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イズミルでPKK関連容疑者50余人拘束

2017年12月20日 | 国内
12月21日 トルコの治安部隊が、12月19日、非合法組織クルド労働者党(PKK)関連の容疑者51人を拘束したと、アナドル通信が報じました。

 Hurriyet

警察は国家情報機構(MIT)と協力して、西部イズミル県の5地区で手入れを行いました。この作戦で、書類や電子機器のほか、ショットガンが押収されました。拘束された者の中には、山岳部にいる幹部と結束している者もいました。この作戦で、イズミルで起こったかもしれないテロを食い止めることができたと,警察は言っています。

イズミル主任検事オフィスから65通の拘留令状が出され、作戦はまだ進行中です。また、12月19日、東部ビンギョル県では、軍事作戦中にPKKの戦闘員5人が死亡しています。


「トルコの観光収入は今年、260億ドルになるだろう」観光相

今年は3140万人のツーリストがトルコを訪れ、観光収入は260億ドルに達するだろうと、12月19日、ヌマン・クルトゥルムシュ観光相が言いました。

Hurriyet

2018年には3500万人以上がトルコを訪れるだろうと、観光相は語りました。一連のテロ事件や、未遂クーデター、ロシアとの外交危機などで、トルコを訪れる外国人ツーリスト数は、2016年、前年の3620万人から2530万人に急落しました。2014年には3680万人の外国人がトルコを訪れていました。

2016年のトルコの観光収入は、2015年の314億6000万ドルから、221億1000万ドルまで減少しました。「2017年は、ツーリスト数が3140万人になり、観光収入は260億ドルになることを期待しています」と、クルトゥルムシュ観光相は言っています。

「われわれの目標は、わが国の観光市場を多様化することにあります。中国人、インド人、インドネシア人、その他、多くの国々の人々が、わが国で休暇を楽しんでいただきたい」と観光相は付言しました。ロシアとの関係が正常化して、ロシア人の訪土が大きく復活しました。今年の1月から10月、450万人以上のロシア人がトルコを訪れました。これは前年の496%増です。これがトルコの観光収入を盛りあげた大きな要因になっています。

トルコの観光収入は、今年第3期に大きな復活を見せたと、トルコ統計局(TUIK)のデータも言っています。



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