トルコのトピックス

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「アメリカはビザ危機を始め、終わらせた」エルドアン大統領

2017年12月30日 | 国際
12月31日 エルドアン大統領は、12月30日、トルコはアメリカとのビザ危機を望んでいないと、北部カスタモヌー県でのスピーチで言いました。

 Hurriyet

「アメリカはビザ危機を自分から始め,自分から止めた。結構だ」とエルドアン大統領は言いました。「わが国はアメリカとのビザ危機を望んでいない。いま、危機は終わった。いずれにしろ、終わるべきだ」

ユルドゥルム首相も、12月30日、「アメリカとの関係は正常化へ一歩進んだ」と、両国のビザ・サービス制限中止後に言いました。「ビザ発給問題は結局、解決した」と、ユルドゥルム首相は、北西部エディルネ県の公正発展党(AKP)の第6回通常会議で言いました。


「緊急事態令について私は意見を言いつづける」ギュル前大統領

12月30日、ギュル前大統領は問題の緊急事態令についての論議に関し、公正発展党(AKP)内の批判に応えて、「私は自分の意見を表明しつづける」と言いました。

Hurriyet

「わが党の原則に基づいて、思想と表現の自由を信じる者として、私は、必要と思われる状況においては、自分の意見を表明しつづける」と、ギュル前大統領はAKPの批判に対してツイッターに書きました。前大統領はまた、696条の法令に関する、最近の自身とAKPの論争以来、自分はターゲットにされていると言いました。

「私の最近の法令に関するコメント以来、ある国会議員たちによる、私に対する非倫理的で、無礼な攻撃に、私は注目を集めたいと思う」とギュル前大統領はツイッターに書いています。エルドアン大統領は、AKPの共同創設者であるギュル前大統領のコメントについて、12月30日のカスタモヌーのスピーチで、辛辣な反応をほのめかしました。

ギュル前大統領は、12月29日、問題の緊急事態令に関する彼の意見に反対する、公正発展党内からの批判に応えて、重要な事案にコメントするのは自分の義務だと言いました。「私は政府と社会に全生命を捧げててきた大統領です。重要な事案について、私のビジョンと考えを語るのは、当然のことながら、私の義務です」と、ギュル前大統領は金曜礼拝後、記者団に語りました。


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トルコ製潜水艦がトルコ海軍に配備された

2017年12月30日 | 国内
12月30日 イスタンブルの造船所で造られた救助潜水艦TCG AKIN(A-584)が、12月29日、イスタンブルで進水式とともに、トルコ海軍に引き渡されました。防衛産業次官がツイッターで発表し「わが海軍はさらに強力になっていく」と書きました。

 Hurriyet

イスタンブル造船所での進水式には、トルコ海軍司令官アドナン・オズバル中将、イスタンブル造船所委員会エルタン・シェネル議長、アフメト・セルチュク・セルト運輸相副長官、トルコ海運連盟エルカン・デレリ会長、トルコ船舶委員会会議所メティン・カルカヴァン会頭、トルコ造船者協会委員会ムラト・クラン議長ほか、海運関係の多くの著名人が列席しました。

この新しい船舶は、75年間働いたTCG AKINと交替し、国連海軍の救助潜水艦として働きます。


「わが国には市民の声明と財産の安全もない」CHP議長

この国の市民には生命と財産の安全もないと、最大野党・共和人民党(CHP)のケマル・クルチュダルオール議長が、12月30日、南部アダナ県でのスピーチで言いました。

 Hurriyet

クルチュダルオール議長は公正発展党(AKP),とくに2019年の未遂クーデター後に出された緊急事態令を批判して、トルコにはもはや民主主義はないと言いました。

「議員が収監されている国は民主主義はない。ジャーナリストが収監されている国には民主主義はない。市民のリーダーが収監されている国には民主主義はない」と、クルチュダルオール議長は同党のアダナ県会議でスピーチしました。

「政治的権威が犯罪に関して命令を下す国には、市民の安全はない。裁判官でなく、政治家が法的決定を下す国には、声明と財産の安全はない」と、CHP議長はつづけました。


プーチン大統領からエルドアン大統領へ2018年の挨拶

ロシアとトルコは、シリア紛争に決着をつけるための状況をつくったと、ロシアのプーチン大統領が、12月30日、言いました。

 Hurriyet

クレムリンの声明によると、「両国は緊密に協力することによって、テロリストの脅威が中東にさらに拡大するのを防ぐことができた」と、プーチン大統領は、トルコのエルドアン大統領への新年のメッセージで言いました。

「この1年、ロシアとトルコは両国の関係を軌道にもどすことに成功したのみならず、多くの分野で両国の協力を強化することで実質的な進歩を達成した。プーチン大統領はまた、両国の、中東の、また国際的な議題すべてに関して、建設的な対話の継続と、先を見越した契約に関心を持っていることを確認した」と、声明は付言しています。


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