「北シリアで“平和の泉作戦”を開始した」エルドアン大統領

１０月１０日　トルコ軍はシリア国軍とともに、北シリアのテロリストＰＫＫ／ＹＰＧとＩＳＩＬに対する「平和の泉作戦」を開始したと、１０月９日、エルドアン大統領が発表しました。

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「わが国の目標は、わが国の南部国境を脅かすテロリストを一掃し、この地域に平和と安定をもたらすことにある」とエルドアン大統領はツイートで言いました。「わが国は“平和の泉作戦”によって、わが国へのテロの脅威を排除する。わが国が設置する安全地帯によって、シリア難民たちを故国へ帰国させる。わが国はシリアの領土保全を守り、この地域の人々をテロの爪から救う」

トルコのメヴリュト・チャウシュオール外相は、「平和の泉作戦」は国際法、国連憲章、テロとの戦いに関する国連安保理の決議の下に行われると言いました。トルコは国連安全保障理事会に「平和の泉作戦」について通告しています。トルコ外務省は、アメリカを含む国連安保理メンバー国の駐トルコ大使を招き、この作戦について説明しました。

作戦は午後４時に始まったと、国防省は声明で言いました。「この作戦は、わが国の国境の安全を守り、テロの通路がつくられるのを防ぎ、わが国の治安を脅かすテロリストとテロリスト組織、とくにＰＫＫ／ＫＣＫ／ＰＹＤ／ＹＰＧとＩＳＩＬを無力にし、シリア人が帰国できる状況をつくるために始められた」と国防省は言っています。

トルコのフアト・オクタイ副大統領は、「英雄的なわが軍は、“平和の泉作戦”によって、わが国の国境の安全を確保し、ユーフラテスの東に平和と安定をもたらし、シリア人が安全に帰国できるようにする」と言いました。

トルコは北シリア、ユーフラテス川の東のテロリストを排除して、わが国の国境の安全を守り、シリア難民の安全な帰国とシリアの領土保全のために、「平和の泉作戦」を開始しました。

「トルコはセルビアとの関係強化を望んでいる」エルドアン大統領

　「トルコはセルビアとの二国間関係を深め、多様化したいと思っている」とエルドアン大統領は、１０月７日、セルビアの首都ベルグラードで行われたトルコ＝セルビア・ビジネス・フォーラムで言いました。

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セルビアのヴチッチ大統領（右）とエルドアン大統領

「セルビアはわが国の友好国であり、バルカンの平和と安定のために重要な国である。わが国は何百年間、セルビアと強い友好関係にあった。トルコとセルビアには多くの共通の言語がある。わが国には、美しいバルカンを歌った詩やフォークソングがある」と、エルドアン大統領は語りました。

エルドアン大統領はフォーラムで、「両国はトルコ＝セルビア・ハイレベル協力委員会の会合後、９つの協定に調印した」と言いました。エルドアン大統領はまた、セルビアの企業がトルコに投資するよう要請しました。

アレクサンダル・ヴチッチ・セルビア大統領も、トルコの企業のセルビアでの投資を誘い、また、トルコの１人当たりの国民所得が３５００ドルから１万１０００ドルに増加したことを賞賛しました。「トルコの人々はとてもよくはｔ。エルドアン大統領はトルコの発展に大きく貢献した」

トルコは掘削船「ヤウズ」の３か月後の結果に期待する

「トルコの掘削船“ヤウズ”はギュゼルユルトの第１油井近くに停泊している。“ヤウズ”は石油とガスの探査作業を行い、３か月後には結果を出すだろう」と、トルコのアルパルスラン・バイラクタル・エネルギー・天然資源副大臣が言いました。

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アンタリヤで行われた「第１０回トルコ・エネルギー・サミット」で組織された「東地中海ガス商業化」と題したイベントで、バイラクタル副大臣はスピーチし、トルコは東地中海で、商業的・技術的活動を行うと語りました。

バイラクタル副大臣は、トルコはオイルと天然ガスの輸出への依存を減らさなければならないと強調し、外国企業は東地中海の掘削活動において、トルコに協力せず、圧力をかけると嘆きました。副大臣は、トルコは自力で、東地中海で掘削活動を行う能力があると言いました。

トルコは、この海域におけるトルコの位置を尊重し、協力する気のある外国企業と話し合う努力をつづけると、彼は力説しました。北キプロス・トルコ共和国（）の保障国として、東地中海の資源の権利を支援するトルコは、現在、掘削船「ファティフ」と「ヤウズ」によって、炭化水素の探査を行っています。

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